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火星の接近

つい先日、火星が地球に大接近するとのニュースが流れました。
たまに○○流星群やスーパームーンなど、最近ではたまに天文のニュースを耳にする事があります。
先週も帰宅途中、夜も大分更けたというのにお子さん連れの複数のご家族が道を歩いていました。珍しいなぁと思いつつ自転車で横を通り過ぎると何やら望遠鏡のようなものをお持ち。ふむふむ、火星を観察に来たのね!とすぐにわかりました。

火星というと思い出すのは組曲惑星の「火星」。
こちら、ジュピターの呼び名で知られている(平原綾香さんや、他の方もアレンジして歌われています)「木星」と一連の交響曲なんですね。正式な題名は組曲≪惑星≫と言って第1曲火星から第7曲海王星までそれぞれの星になぞらえた楽曲がシリーズとなっています。

かつて高校時代、音楽理論を教えてくださっていた当時の先生がこんなエピソードをお話くださいました。
「組曲≪惑星≫が作られた時、当時は世界情勢や物事の吉凶・流れを判断するのに1つの方法として星の動きを見て人々は暮らしていた。この楽曲もそのような占星術的なアプローチから、各星の性格を曲にして表したんだよ。」と。(やや、うろ覚えですが…)

ちなみにこの組曲は星の題名の後に副題がつきます。
火星は~戦争をもたらすもの~ →https://www.youtube.com/watch?v=luy4dL6SyhQ
木星は~快楽をもたらすもの~ →https://www.youtube.com/watch?v=ytQfhqWmr9M

火星の曲の出だしはスターウォーズの戦闘シーンを彷彿とさせるような音楽です。
昨今ではデータから気象状況を判断し、社会の動きさえもデータによって統制されているように感じる事が多いですが、この異常な気象に苦しめられている今夏、火星の接近も全く影響がない訳ではないのでは?と抗えない自然現象の視点から思うこの頃なのでした。

写真は桶川教室の駐車場から見えた火星??(肉眼で見ても赤い!)

川越まちゼミ満員御礼☆彡

連日、40度近い気温に1日1日生き延びられるか?という思いで目覚めるこの頃です。24節気でも7/23からは大暑と言って1年で一番暑い時期らしいです。皆さま、無理はしないようお過ごしください。

さて皆さま「まちゼミ」なるものをご存知ですか?
「まちゼミ」とは愛知県岡崎市から発祥された、お店の人が講師となって専門店ならではの専門知識や情報、コツを無料で教えてもらえる得する街のゼミナールの事です!

川越市内でも今年の夏で9回目の開催を迎え、90店舗以上115講座がこの夏展開されます。
我が教室も7回と、今回の9回に参加致します。既に7月20日に申し込みを開始してお陰様で教室で開催する8/11(土)のNo.10の講座は全ての枠で満席となりました。
ありがとうございます!
今回は「はじめて&ひさしぶりの大人ピアノ」と題しまして、なるべく今までピアノに触れてきた事は少なかったけど興味があった!という方々を対象にした講座にいたしました。
ご参加いただく皆様に楽しんでもらえるよう、また演奏する事を身近に体験してもらえるよう準備します。

そしてチラシに掲載されておりませんが8月3日、20日、27日は市内の学童に出張まちゼミを敢行致します!こちらの講座では学童の生徒さんにハンドベルを体験してもらう予定です♪
いつもと違う講座を楽しんでもらえるよう、これから模造紙と格闘します(笑)

川越まちゼミでは、まだまだ他の魅力的な講座も多数展開しております。
是非こちらのHPもご覧ください。

気になる映画

ピアノをネタにした書籍や映画がたまにありますが来月、見てみたい映画が公開との事。

「羊と鋼の森」

以前、生徒さんから絶対におススメです!と教えていただいていた作品。
実はまだ読めていないのですが、調律師さんのお話なのかな?

調律師さんの存在って縁の下の力持ち的な感じで、あまり表に出てフォーカスされる事は少ないかもしれませんがピアノにとってみてはお医者さんのような整備士さんのような大事な方達なんです!アコースティックのピアノは弾いてるうちに音の出る装置に微妙な狂いが生じ、それが音程の歪みになります。他の弦楽器や管楽器と異なり、その場で調整する事が出来ないため専門の調律師さんにコンディションを整えてもらうのです。(中にはピアノ奏者でもご自分で直される方もおられるようですが)
電子ピアノと違って気温の寒暖差、湿度の高低によって木製であるピアノは膨張したり縮んだりもするんですね。調律の際は音程の整音からタッチの事、ピアノ内部のお掃除、いろんなことをしてくださいます。さながら車検のようですな!私は1年に1度の目安で教室のピアノを調律しますが、使用頻度によって依頼するタイミングは様々。また、発表会やコンサートのステージ本番の際もよほどの事情が無い限りは必ず調律をしてもらいます。

本のタイトルになっている「羊」とは、ピアノの発音装置であるハンマー(羊毛でくるまれてるから)、「鋼」とはピアノ線、いわば音が直接鳴る弦の事を指すのでしょう。
奏者が主役になる作品が多い中、調律師さんにスポットを当てているのがどんな内容になるのか楽しみです。俳優は山崎賢人さん。某たび屋の息子さん役が好演でした。
音楽担当も久石譲さん、辻井伸之さんの強力コンビ。

公開は6月8日(金)だそう。見に行ってみたいです♪