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映画「翔んで埼玉」、観てきました

埼玉県民が注目される映画が上映されております!

翔んで埼玉

観て参りました~。観る前から、勝手に生徒さんにも県外住まいの友人にも宣伝し、こじんまりと布教活動をしておりました(笑)だって埼玉が注目される事なんて、あまり無いですから。取り上げていただけで嬉しい。

飛びぬけたアホっぷりが映画らしくて(現実離れしていて)とても楽しめました。
でも、ところどころ含みのあるセリフや真剣に考えさせられるような所もあって、笑いと教訓を感じる事が出来ました。

主人公?が
「東京を出たからこそ、わかった事があった」
と言うようなセリフがありました。これは、つまり
「自分の知る世界を飛び出したからこそ、見えたもの、得たもの、初めて感じたものがある」
→「自分の知っている世界が全てでは無い」という事なのかな~と。
そう考えると全ての事に言えるなと思ったりしたのであります。それは日々の生活でも、学びの場においてもとても大切な事。つい、年齢を重ねると行動や思考がパターンか化されてきて、安心感を得られる反面、新しいものを受け入れられなかったり、頑固になってしまう時があるからです。コメディ映画の中にも気づきがありました。

職業的に楽しめたのは、ストーリーの耽美感を演出するために使用されているクラシック曲。
かつてのベルばら時代を彷彿とさせる耽美タッチには、やはりクラシック音楽が合うんですかね。

記憶の限りでは、こんな曲が

♬「サラバンドと変奏」 ヘンデル作曲
♬「カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲」 マスカーニ作曲

どこかで聴いた事のある曲、でしたでしょうか?

エンドロールで流れるハナワさんの歌も素晴らしかったですよ~。埼玉県民なのに知らない事もあったり。

ほぼ満席の観客に、皆さんの埼玉愛を感じた休日でした。
まだこれからの方は是非!県外住まいの方も県外出身の方も、県民ほど笑いのツボが少ないかもしれませんが埼玉ってこんな所なのね、と話のタネに見ていただけたら嬉しいです。

在籍されている生徒さんの年代別割合

年度の切り替えの季節です。
新しくお稽古を始めようとお考えの方も多いのではないでしょうか。
私も何かを始めようとする時、月謝のお値段やスクールまでのアクセス、時間割、雰囲気など色々気になります。
体験レッスンやまちゼミなどでお問合せを頂く時、よく質問される事の中に、
「大人から始めたんじゃ遅いですよね」
「3歳から始めた方が良いって聞きますが、そのタイミングじゃなくても大丈夫ですか?」
と言うのを良く伺います。

私の答えは、
「始めたいと思った時がベストタイミング!」です。

正直に申し上げると、大人から始めるメリットデメリット、子供から始めるメリットデメリットはどちらにも確かにあります。でも習われている生徒さんを近くで長く見ていると、それぞれにピアノを習う目的もゴールも違います。ですから始めるタイミング、あるいは離れるタイミングもご自身のペースで決められるという事です。とは言っても、始める前はやはり不安になる事もありますのでご参考までにお教室の年代別在籍パーセンテージを計算してみました。2019年2月現在のデータです。

認定こども園ひだまり教室(桶川)
幼稚園児 45%
小学生  36%
中学生  19%

川越教室
幼稚園児 12%
小学生  44%
中学生  4%
高校生  4%
大学生以上大人  36%

でした。そのうち、現在小中学生の生徒さん達の67%は幼稚園児の時からお稽古をスタートしています。
年回りや場所によって割合はかなり変動しますが今年度はこんな感じでした。
また、年代によってお通いいただく時間も異なります。

小学生以下の年代  →15時~18時の平日
中高生       →18時以降もしくは週末
大学生以上大人   →10時~14時もしくは19時以降

が多い傾向です。空き時間については曜日ごとに異なりますので気になるお教室やスクールがある際は直接お問い合わせされると良いでしょう。もちろん、当教室もお問い合わせをお待ちしております♪

今年のインフル、ピークは過ぎた?

3連休、雪もちらつく寒い週末となりました⛄
来週からは暖かくなってくるとの予報。是非そうあってほしいものです。

1月中頃は私が20年ぶりくらいにインフルエンザに罹患してしまいレッスンがお休みとなりました。ご迷惑おかけした生徒さん、ごめんなさい。振替レッスンを随時ご案内中です。

1月下旬を過ぎ、落ち着いたかな~と思った矢先!
連休前の2月2週目から今週にかけて各曜日に1名ずつ、インフルエンザによるお休みの連絡をいただきました💦
生徒さんだけでなく、ご家族様もダウンしたり…。
また、インフルエンザでなくとも高熱や咳などによりダウンされる方が多かったです(><)

来週からはまた元気なフルメンバーに会えるかな?
自分の体験から風邪をひくのも体力があってこそだと思っています。ダウンした期間は前向きに毒だし&エネルギーチャージの期間と割り切って、復活してから元気に過ごしていってもらいたいと願っています。

余談ですが教室のピアノも生身の楽器です。乾燥がキツイと音が非常にカンカンして乾いた音になって、時折「パキッーン」という家鳴り?のような割れた音がする時があるんです。
先日も生徒さんがピアノに触れようとした途端、「っばき!」とな。
「え?え?私、何かまずいことしましたでしょうか…?!」と戸惑っておられました。
いえいえ、ご心配なく。この時期特有の(うちの教室では)ものです。
ピアノにとっての快適湿度は50%位。人間のお肌や喉、快適性にとっては同じくらいの数値かもしれませんね。快適に過ごせる(花粉症を除いて)春の到来を待ち望んで。

 

アニメ「ピアノの森」

立春の今日、2月とは思えないほどの暖かい気温でした。
午前中に友人とのピアノ連弾の練習を終え、帰りの電車に揺られていると背中がチリチリと熱い。明日からまた寒いそうですが瞬間春を感じ、早く桜が見たいわ~、なんて思ったりしました。

昨晩、テレビをつけっぱなしにしていると何やらピアノのアニメが…。
おお、これは前から気になっていた
ピアノの森
ではないですか。漫画の存在は知っていましたが読んだことはなくて。

今はNHKのテレビで放映しているんですね。
ストーリーを途中から見ましたが30分弱の内容にピアノの演奏が半分位(?)盛り込まれていて、その間は絵コンテが目まぐるしく変化する事もなく、ちょっとしたコンサートを聴いているようで中々面白いなと思いました。
昨日の放映ではショパンコンクールというクラシックピアノを学ぶ者にとってオリンピックのような大会のお話でしたが、演奏されるホールや細かい描写が本物に近くて「おお~」と思いました。(本場の会場に足を運べた事はありませんが、特集された番組や雑誌を見た記憶から)

それぞれの登場人物の思惑や演奏中の回想などはアニメなので、個人的にはやや大げさな表現のように思いますが、ピアノを題材にしたアニメは少ないので興味を持ちました。
夜中の放映なので小さいお子さんは見られないと思いますが、演奏シーンがコンサートのように楽しめるので(ショパコンの内容の時だけかな?)ご興味ある方はご覧になられては。

2019年スタート

2019年、1月5日からレッスンはじめとなり今週は冬休みが明けてから2週目のターンとなりました。
遅ればせながら今年もどうぞよろしくお願い致します🎍
先週は久しぶりのレッスンという事もあって、「およよ・・・?」と思うようなレッスンもややありました。
指がフニャフニャだったり、宿題が年越ししていたり、記憶がすぐ引き出せないなどなど💦

しかし!

さすが今週は皆さん、ペースが戻って参りました♪

お教室は年明けと同時に今年度の発表会の準備に入りました!!
今、参加表明をしてくれた生徒さんは随時、チャレンジする曲を決めていっております。
3年越しのやりたい曲にようやくチャレンジする生徒さん、以前簡単バージョンを学んだけど難易度の高い原曲版にチャレンジする生徒さん、自分の得意分野を敢えて変えて開拓曲にチャレンジする生徒さん、学校伴奏と並行して準備を進める生徒さん。
皆さんの意欲や新しい扉を開ける機会として、今からとても楽しみです♬

ほとんどの方が今のご自身の実力より背伸びをする曲にチャレンジしますが、去年もそうやって乗り越えてきました。教室としても効率的に、でも確実性をもって本番の準備への指導を頑張ろうと思います。

イノシシ年🐗
目的に向けて猪突猛進するエネルギッシュな1年となりますよう。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

2018年を振り返って

今年もいよいよ今日で仕事納めです。午後のレッスンで2018年はひと区切りです。
お通い頂いた生徒の皆様、お仕事でお世話になった皆様、本年もありがとうございました。

今年を振り返って印象に残っていることは、、、

*生徒さんの意欲に嬉しさ実感
*まちゼミの活動が活発に
*リサイタル開催

上記3点が特に大きく思い出されます。

今年は特に、生徒さん(&保護者さま)から検定受験希望の申し出や、学校伴奏への挑戦、普段のレッスンでのチャレンジ曲など自発的な申し出や取組を感じた1年でありました。まだまだ現在進行形の取組やこれからのチャレンジもありますが、私自身のこれまでの知識やスキルを1部刷新しながらバージョンアップしていかねば!と思う次第でありました。まずは情報を新しく取り入れていかねば、ですね。
また、レッスンの入替時ですが学年も学校も違う生徒さん同士がちょっとしたコミュニケーションを自分達で取っていたりする姿を見て、とても微笑ましくなりました。
発表会への意欲も強く、ご案内する前から「今度はこの曲弾きたい!」と言うリクエストを生徒さんの複数名からいただいた時も、気が早くてずっこけつつも、とても嬉しかったです。

まちゼミでは夏の開催時にリーダーを務めさせていただき、多くのお店の方と知り合いになれたり学童での活動をしたりと幅を広げた活動をすることが出来ました。普段のレッスン室から外に出た活動で、とても新鮮な視点や考えを得る事が出来ました。自分の業種とは違った方や市内の広い範囲の受講者の方と短期間で接する事が出来、とても楽しい&刺激をもらえました。

また、12月の初めには大学時代の友人と連弾のリサイタルを開催し、久しぶりに自分自身の研鑽を積む機会を得ました。気力体力ともスタミナが必要だったなー。

それ以外では、レッスン外のシチュエーションで楽器やレッスンの事についての相談を受けるシーンが何度かありました。まだまだピアノやレッスンについてのエトセトラは未知との世界と感じたり、人によっては敷居を高く感じさせてしまうお稽古かもしれませんよね。
そういう壁を少しずつ緩められるような存在でいたいとも思います。

1年の活動を通して、私自身がたくさんの学びの種を頂きました。来年、ちゃんと芽吹かせられるかな?いや、芽吹かせよう!

今年も1年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します!

ヤマハピアノ、お値段あがります

前の記事のプラス情報になります。
10月からヤマハピアノが価格改定となりお値段があがるそうです。
今回の対象はグランドピアノとアップライトピアノとの事。

今後、他メーカーもそれに倣って順次価格が上がる事が想定されると営業担当の方が教えてくださいました。バターを含む乳製品、大好きなお酒、粉類、調味料に洗剤など日用品もいつの間にかジワリジワリと値上げされていますものね。それに比べらた遅かったのかもしれませんが単価が高いだけにそこは他の製品とは違います。消費者としてはうっ、とくる痛手です。

もしここ1年以内にピアノ購入を予定されている方はお耳に入れておいていただくと良いかもしれません。
直近にお求めを検討されている場合なら、どこの店舗も今月9月末まで決算セールをしているので1円でも安く購入できる機会をお見逃しなく。

最近のピアノ製品

先日、最近のピアノ(電子ピアノ含む)を調査しに銀座に行ってきました。
9月はちょうど決算時期なので幅広い種類&価格のピアノがドドンと展示されています。

教室の生徒さんの中でも今は電子ピアノの利用率が主流です。
お値段は10万~150万まであるそうですが、習われる方の年代や目的、ニーズによって売れる価格帯が異なってくるようです。重視する内容としては『価格』『機能性』『タッチ』などなど。

電子ピアノとアコースティックピアノの2つにおいて購入動機の違いの1番はおそらく価格だと思います。価格の違いはどうしても埋められないのは昔と変わらないままです。むしろそうでないと。作る工程の手間暇、使う部品の精密さは両者において歴然の違いがあるからです。

その他に、2番目の違いは機能性ではないでしょうか。置き場所やサイレント機能(ヘッドホンをつけながら弾く人のみ聞えて周囲には消音になる機能)を考えると、これまでのアコースティックピアノには標準にその機能はついていませんでした。

が、

な、なんと今は「トランスアコースティックピアノ」なる新機種が開発され、アコースティックピアノでいながら電子ピアノの如くに音量をつまみで調整できるピアノが誕生したとの事。
これまでのサイレント機能のヘッドホンをつけて消音するものとも違い、従来のピアノの発音装置に音量の調整機能がついているです。
また、アコースティックピアノに後付け出来ていたサイレント装置も昔のものと違いUSB端末を差し込んで録音出来たり、コンサートホールに設置されているような高級ピアノの音色など複数の音色を選べる機能も搭載されていました。そしてヘッドホンから聞こえてくる音声も生ピアノと遜色ない程、性能があがっていました。

かつて音大受験をした際、集合住宅でアップライトピアノを使用していた私は発売されたばかりのサイレント装置にかなり助けられたものでした。音を出して練習できる時間に限りがあったからです。しかしながらタッチや音色の違いは反映されなかったので主に譜読みや暗譜をする時に利用していました。けれど今のサイレント機能は随分性能があがって全くの別物のように体感してきました。環境が整っていれば、やはりどんなに機能を積まれてもシンプルばアコースティックなピアノが一番と思う事に変わりはありませんが、様々な環境やニーズに合わせてメーカーさんがこんなところまで?!と開発の努力をされていることに頭の下がる思いでした。

浦島太郎状態に陥りながら最新のピアノ事情に触れられた良い機械でした。

様々なパンフレットと共にこんな面白いシートもいただいてきました。
日本の住宅事情に合わせたピアノ設置をシュミレーションできるシートだそうです。

 

 

まちゼミ講座終了しました

お教室の夏休みも明け、先週の土曜から通常どおりのレッスンが始まりました。
休み中はまちゼミ講座で始まり、その後サントリーホールにて生徒さんのステージを見に行き、連弾を組んでいる友人と今後の活動の作戦会議及び練習、お盆の帰省と過ごしました。

8/11に行ったまちゼミでは8名6組の受講者様にご参加いただき充実した時間を過ごさせていただきました。今回は「はじめて&ひさしぶりの大人ピアノ」と題しましてピアノのお稽古経験が全くない方、あるいは浅い方、ブランクがあった方々を対象にマンツーマンレッスンに近い形でレッスンを展開致しました。
皆さん熱心な方が多く、ピアノを続けるにはどうしたら良いか、楽器が無いけど習う事は可能か、レッスンで使用している小道具はどこで売っているのか、電子ピアノとアコースティックピアノの違いは何なのか等、いろんなご質問をいただきました。

その中でも楽器を手元に置く事が難しいというご意見が一番多かったです。確かに、ピアノは安くありません。そして場所を取ります。また騒音の心配もあります。大きな問題点はこの3つでした。

対処案としては、
①ピアノのレンタルスタジオや公共の音楽室を定期的に使用する
②リース楽器を使用する
③電子ピアノを購入してヘッドホンで練習する

現段階で即答できるのは、以上の案でした。
デメリットについ目が行きやすくなりますが、人によって何処にメリットを置くかで変わるかもしれません。

近年では「ピアノを習うと頭が良くなる・ボケ防止になる」という理由でピアノを習おうと考える方もいるようですが、まちゼミを開催して受講者の方からいただいた感想は、
「生のピアノの音ってこんなに素敵でしたっけ?日常では感じられない時間で感動しました。」
というお声を聞かせていただきました。

大変有難いことに受講者様すべての皆様に大満足とのアンケート結果をいただき嬉しい限りです。
私自身が講座を受けさせていただいたような様々な気づきがあったまちゼミ講座となりました。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

スピンオフ企画で学童出張まちゼミも行っております!
あとラスト1教室。そちらは店舗講座とは全くの別企画で開催しています。
学童は人数が多いので賑やか!体力勝負な所もありますが最後まで頑張ります。

火星の接近

つい先日、火星が地球に大接近するとのニュースが流れました。
たまに○○流星群やスーパームーンなど、最近ではたまに天文のニュースを耳にする事があります。
先週も帰宅途中、夜も大分更けたというのにお子さん連れの複数のご家族が道を歩いていました。珍しいなぁと思いつつ自転車で横を通り過ぎると何やら望遠鏡のようなものをお持ち。ふむふむ、火星を観察に来たのね!とすぐにわかりました。

火星というと思い出すのは組曲惑星の「火星」。
こちら、ジュピターの呼び名で知られている(平原綾香さんや、他の方もアレンジして歌われています)「木星」と一連の交響曲なんですね。正式な題名は組曲≪惑星≫と言って第1曲火星から第7曲海王星までそれぞれの星になぞらえた楽曲がシリーズとなっています。

かつて高校時代、音楽理論を教えてくださっていた当時の先生がこんなエピソードをお話くださいました。
「組曲≪惑星≫が作られた時、当時は世界情勢や物事の吉凶・流れを判断するのに1つの方法として星の動きを見て人々は暮らしていた。この楽曲もそのような占星術的なアプローチから、各星の性格を曲にして表したんだよ。」と。(やや、うろ覚えですが…)

ちなみにこの組曲は星の題名の後に副題がつきます。
火星は~戦争をもたらすもの~ →https://www.youtube.com/watch?v=luy4dL6SyhQ
木星は~快楽をもたらすもの~ →https://www.youtube.com/watch?v=ytQfhqWmr9M

火星の曲の出だしはスターウォーズの戦闘シーンを彷彿とさせるような音楽です。
昨今ではデータから気象状況を判断し、社会の動きさえもデータによって統制されているように感じる事が多いですが、この異常な気象に苦しめられている今夏、火星の接近も全く影響がない訳ではないのでは?と抗えない自然現象の視点から思うこの頃なのでした。

写真は桶川教室の駐車場から見えた火星??(肉眼で見ても赤い!)