教室ブログBLOG

発表会を終えて

新緑の気持ち良い季節となりました。

2週間前のことになりますが1年に1度の学生を対象とした教室発表会が無事に終わりました!

今年はこじんまりと、年長~高校生までの13組が出演してくれました。
毎年、本番直前まで運営兼指導者サイドとしては不安材料を沢山抱えて当日望むのですが、今年は本当にみんなが頼もしく、大きな心配を抱えずに終演を迎える事が出来ました。

不安材料としては、会場の細々とした運営の不備が無いか、当日会場に生徒さんが忘れ物無く時間通りにたどり着けるか(意外と毎年ここがネックだったりする)、等ある中で一番は「生徒さんが無事に1人でステージを乗り切れるか」という点に尽きます。
自分も含め、プロのアスリートも同じだと思いますが、普段100%あるいはそれ以上の練習を重ねていても本番に緊張をすると実力が思うように発揮できない事が起こります。珍しい事ではありません。でも本番の緊張状態は、イメージトレーニングで備えられても当日のその場の状態はその瞬間になってみないと分からないのです。そこに加え準備不足(練習が間に合わない時)の状態で臨むと本番の崩れ方も大きく影響するのです。逆のミラクルが炸裂する時もままあります。なので、本番そのものが終わるまで気が抜けないのです。

しかし毎年そんな状態が当たり前な中、「ここまで準備したし、これで本番思うようにいかなくても大丈夫だろう」と思えたのはみんながちゃんと練習を計画的に積み重ねてくれたからかと思いました。

実は今年、「レッスン計画表」なるものを取り入れてみんなで準備していきました。

元々は、部活の両立で1曲を仕上げるのが難しくなってきた中学生に数名に取り入れていた方法です。
本番というゴールの期日を定めたら、そこから逆算してレッスン回数を割り出し、途中経過ごとにどこまでの成果を出す、というものを記入していくシートです。これをやると割と早い段階でペースの確認が出来るのです。普段のレッスンでは取り入れていませんがリミットが決まっているのに関しては非常に効果があったのかと思います。

発表会に参加した生徒さんと振り返りをした所、9割の生徒さんが納得した練習満足度満足度を報告してくれました。ほとんどの生徒さんが今回の発表会では自身のレベル以上の曲に取り組みましたが、全員の生徒さんが1人の力でステージを飾り、みんな本当に立派でした。

発表会後も良い影響は続いており、難しい曲に取り組んだからか、発表会前に取り組んでいた教本をスラスラ弾いております(^0^)以前はもっと分かるまで苦戦する部分もあったのですが。

選曲するポイントとして、生徒さんの好きな曲を設定しているのも本人のモチベーションを下げずに取り組めたのかなと思います。

そんな生徒さんの姿に励まされ元気をもらえた発表会でした。
さて、GW明けから新しいレッスンスケジュールがスタートしていきます。お休み中、色々整理して次年度に備えます。

 

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