教室ブログBLOG

川越ピアノ教室

今年度、始動

5月も半月が過ぎました。一昨日には39県の緊急事態宣言が解除されました。
埼玉県はまだですが…。今月中には解除されそうな雰囲気です。
しかしながら他国の状況も見てみると、解除されたからといって以前と同じ生活に戻るには中々厳しいようです。移動や人が多く集まるところは感染の不安を考えると以前と同じように行動するには、まだまだ時間がかかるでしょう。

さて、5月8日からオンライン&動画という形で教室でのレッスンが1部スタートしました。いつもと違う年度のスタートです。新しい形で1週間が経過しました。不慣れな作業が多く、レッスンの内容以外での準備やフォローに追われた1週間となりました。当たり前なんですけれど。初めてのことなので途中で通信が切れてしまったり、レッスン開始時に教室側のアプリが起動しなかったり、動画をアップするのに1日半かかったり、などなど色々トラブルもありました💦トラブルの原因が解明されないこともしばしば(これが1番困る)
初めてだからね…。と自分に言い聞かせつつ、思うように進められない気持ちをおさめていました。そんな時、トラブルがあっても「先生、大丈夫ですかー?」や「お時間のある時で構いません」など心優しくお言葉をかけてくださるお母様方や生徒さんに大変救われました!感謝です!

やっとこさっとこ1週間1巡出来て少し安心しました。もしかして来週あたり、埼玉県でも緊急事態宣言は解除されるかもしれませんがオンライン&動画レッスンはしばらく並行して取り入れていこうと思います。人によっては緊急事態宣言が解除されても、出かける事に不安を感じる方はいるはず。私はもし自分がその立場だったら自分がそう思うでしょうし。

また、状況を見て教室の方針を発信していきます。
折しも、入会検討でご連絡いただいております方々には対応が出来ておらず大変申し訳ありません。教室が開けられるようになりましたら随時ご連絡させていただこうと思います。尚、メールでのお問い合わせは受け付けております。どうぞよろしくお願い致します。

レッスン再開します

新緑の爽やかな季節となりました。
渋滞情報が流れない静かなGW。今年はレジャーも旅行も控えた5月の始まりです。

緊急事態宣言を受け4月は休講していましたが5月8日(金)から川越教室のレッスンを再開致します。但し、教室レッスンはいたしません。5月中はオンラインもしくは動画提出型のレッスンに致します。
桶川の川田谷教室のレッスンは引き続き幼稚園の会場が使用できない事から、動画提出型のレッスンを希望者にご案内する流れを取らせていただきます。

教室でのオンラインレッスンは主にzoomアプリかSkypeアプリのいずれかを使用していだきます。動画提出はスマホなどの撮影していただいた動画を提出いただき、こちらからも添削動画を送信するシステムです。

4月からご希望いただいた方にトライアルにお付き合いいただき分かった点です。

良かった点は、
*顔を見てコミュニケーションが出来る
*進められる課題もある
*お話を聞く意識と姿勢が普段のレッスンよりも養われる
*忘れ物に困らない
*悪天候でも教室への移動・送迎が不要
*離れた場所(県外でも)受講可能
*意欲的に楽譜を見る

などでした。

問題点・改善点
*Wi-Fi環境によって通信の乱れあり
*細かい音色やペダルの残響・強弱を確認しづらい
*弾いた時にタイムラグがある
*端末の設置位置によって音が聞こえにくい
*鍵盤や楽譜の詳細を確認しづらい

等を感じました。

実際使用してみると、使用前に想定していた抵抗感や不便さは意外とありませんでした。
そして1番良かった点は、顔を見てコミュニケ―ションが取れた点です。レッスン提供の中身を普段のレッスンと同じように考えてしまうと、そのクオリティに抵抗を持つ同業の先生方も大変多いですが、レッスンは内容だけでなく何気ない普段のコミュニケーションがとても大事だという事に気づかされました。
トライアルを受けてくれた方々は、みんな元気に喜んでくれている様子でした。教室のレッスンとオンラインレッスンで同じ結果を求めようとすれば、それは難しいと思いますが使い分ける事で可能性や多様性が広がることは想像できました。

ただ、環境的には中々難しい点もあり、
*自宅で音出しが出来ない
*Wi-Fi環境が整っていない
*ピアノがリビングにあってオンラインは難しい

などの意見も聞かせていただきました。教室でのレッスンのメリット、オンラインでのレッスンのメリットをそれぞれ活かし今後に繋げていいく事が新たな課題です。

今日の1曲①~コロナ自粛期間につき~

自粛期間に入り家にいる事が多くなりました。
時間が出来たと思い、普段できなかった書類の整理やら仕事道具の整理整頓、古い備品の買い替え、プライベートでの部屋の片づけなどやるべき事はあるはずなのにヤル気が起きない自粛期間。本を読むも集中出来ず、忙しい中に合間を見つけてやっていた方が効率的だったと思うのは私だけなんでしょうか。

とうとう発表会会場として使用予定だったウェスタ川越まで5月6日まで、すべてのホールや活動室までもが利用禁止となりました。中止の決断をしなくても結果としては中止になってしまうのだったんですね。

こんな状況下においても友人のお花屋さんは手先の器用さを活かし手作りマスク販売を始め、市内の飲食店では急遽テイクアウトにシフトしたお店も多数知りました。すごいなぁ。
そんな方々を見て、私も何か出来ないかなと思いつつも元々新しいものを取り入れて使いこなすのが苦手な性分。

そんな何かしようにも出来なくてもどかしさを感じた気持ちを表した曲だったり、これまで生きてきた中で自分が影響を受けた曲たちをこの機会に紹介していこうと思います。出来る範囲で。

本日はこちら。気合をいれようにもなんか抜けてしまう曲。今の私みたいです。
良ければお聴きください。


 

発表会中止のお知らせ

4月19日(日)にウェスタ川越のリハーサル室にて開催予定でした1年に1度のピアノ発表会は昨今の状況を鑑みて中止になりました。

生徒さんが4か月かけて取り組んでくれた曲をお披露目出来なくなるのは誠に無念極まりありませんが、今は何よりも出演者、ご家族、スタッフ、運営に関わってくださる施設の皆様の安全を最優先に考え決断致しました。

必ず、事態が落ち着いた暁には何某かの形で発表していただける機会を設けます。
出演を予定してくださっていた生徒の皆様には落胆させてしまい心苦しいですが、その日を信じて情熱を無くさないでいて欲しいと切に願います。

その期間が熟成となって、もしかして今以上に良い仕上がりになるかもしれないです。
音楽もお酒と同じで期間を置くと違った味わいが出てきます。楽しみにしています。

あれから3週間 コロナウイルス感染拡大予防月間報告②

例年よりも早い桜の開花が確認される季節になりました🌸
本当だったら両手を上げて外に出かけたい陽気なのに…。コロナのせいで素直なお出かけモードになれない今年の春です。

さて、学校の休校措置が取られてから3週間半が経過しました。功を奏して?いるのか、諸外国から見ると感染者の伸び率が緩やかなようです。けれど検査数が少ない事、他の国の伸び率が高くあることなどからその見解は正しく安心できる要素ではないと踏んでいます。油断はせずに自己防衛と管理をしっかりせねば。
お教室でも今回の件で、対応策として手洗い・うがいの他に「ハンカチの携帯」を項目に入れておりましたが、こちらはどうも見過ごされがち。本音を言えば、ハンカチはコロナウイルスが流行っていなくたって携帯しているのがたしなみなのでは?と思いますので、この機会に是非身につけていただきたい習慣ではあります。お店のトイレのハンドドライヤーも使用禁止になっています。手も拭けるし、マスク代わりにもなるし、お食事の時のナフキンにもなるし、エコだし。お教室でもペーパータオルを置いてはみましたが在庫が入手できなくなりつつあります。自分の身を守るのはご自身です。どうぞ、ご協力のほどよろしくお願い致します。

川越教室は予防対策を行いながら通常稼働で今日まで来ております。3月の1週目は自主欠席の方が数名おられましたが、2週目以降はいつも通り生徒全員の方が通ってくださり出席率は100%。

桶川教室は会場が幼稚園ということもあって、今月から会場の使用不可によりレッスンが行えない状況です。1度、自粛解除の目安になっていた3月15日前後に幼稚園さんに連絡をいれましたが今月いっぱいは使用不可のまま、来月も分からないというお話をいただきました。確かにm(_ _)m
ピアノ教室だけでなく、もっと大きな組織や国の規模での自粛要請があるのだから当たり前ですよね。

しかしながら、現場の声を聞いてみると自粛モードのストレスが生徒さんにもご家庭にも、地域のコミュニティにも影響をおよぼしているようです。
こんな時のピアノ教室の立ち位置・選択すべき判断や行動に迷いはありますが、教室としての出来得る対策を講じたうえで、更には受講者様による各自の判断・行動の責任の下、息抜きの出来る場所と時間を提供したいと考えております。
この1か月、機会がある度に生徒さんからヒアリングをしましたがお考えは本当に様々でした。教室としても全てのニーズにお応え出来てはいませんが、可能な限り対応を考えました。
レッスン停止分のお月謝および発表会不参加の方への参加費1部返金、発表会延期希望者の代替案、補講レッスン出張レッスンのご提案など。
4月に開催予定の発表会の延期も考えましたが、参加希望者の中で開催を希望される生徒さんが多かった事と諸般の事情により予定通り開催する事にしました。(今後の爆発的感染が確認された場合には延期ではなく中止にします)
レッスンが提供できない桶川の生徒さんには大変ご不便をおかけしておりますが、希望していただいた方にはお時間を割いて川越教室のレッスンに参加していただいております。その場合、通常は日曜・祝日がお休みですが、期間限定で臨機応変に開講しております。

レッスンの補講位では大したことは無いのですが、コロナウイルスのおかげでイレギュラーな仕事は増えました。ドラッグストアにも1日半おきに買出しにいくも収穫なし。もしウイルスが目に見えて、綿ほこりくらいの大きさだったら往復ビンタして踏みつぶして掃除機で吸ってやって完膚なきまでに懲らしめてやりたい。と、大人げない事を言いましたが新たな学びと教室運営の将来を考えさせられる良い機会になったという事で、良しとしようと言い聞かせております。

でも良いこともあって、在籍されている生徒さんと保護者さまの温かい応援と理解と支えをいつも以上に強く感じる事ができました。こんな時だからこそ、連絡をする機会が多くなりましたが皆様からのメッセージや近況報告に安心と励ましをいただいております。そしてレッスンで見える生徒さんの顔に、これまたいつも以上に元気と安心をもらっています。お子さんの「僕たち私たちには、世間の事情は関係ないよー」よいうような、ケロリとしてあっけらかんとした主観には毎回笑いと元気をもらえています。こんな騒ぎなのに変わらず通ってくださっている生徒さん、また通えなくても気持ちをこちらに砕いてくださる生徒さん・保護者の皆様に感謝です。

1日も早い事態の終息を祈りますが、しばらくかかりそうなので上手な付き合い方と落としどころをそれぞれに見つけて納得していけると良いですね。

 

来年度(4月)からの募集につきまして

桜の開花も所によって見られる季節になりました。世の中が自粛モードになって、はや1週間半が経過。学生からは軒並み、「もう飽きた」とぼやかれる今週です。

さて、そんな中ではありますが年度の切り替えに伴い生徒募集のご案内です。
来年度は募集はかけられないかな、と思っておりましたが月曜・火曜・土曜で1枠~3枠程度空きが出そうです。(単発レッスンは除く)
昨年はこの時期(2月~6月)17件のお問合せをいただき10名の方にご入会いただきました。
当教室では、基本的に4月で決定したスケジュールを1年間運営していきます。ご希望のお時間を調整しやすいのが今の時期となりますので、もし習ってみようかなとお考えの場合は3月から4月中に体験レッスンをお申し込みいただくのがオススメです。
5月以降、在籍の生徒様を含める新スケジュールが確定しますと、限られた空いているお時間でのご案内のみとなります。5月で確定したスケジュールは2021年の3月まであまり変動はしません。

とはいえ、こんな状況なのでスケジュールの目途を立てるのは中々難しいと思いますが…。
体験レッスンを受講されなくてもメールやお電話でのお問合せも受け付ております。
落ち着いた頃にお問い合わせが集中してしまうとご案内しづらくなってしまうので一応教室サイドからのお知らせまで。

お問合せ、お待ちしております。

レッスン以外のお仕事

2月も下旬になりました。今年は思いもよらないコロナウィルスの出現によって連日、世界が脅威に晒されています。そのせいか例年に比べると教室においてもインフルエンザに罹患した人が少ないように思います。手洗いうがいを徹底して、この難局を乗り越えられますように。

さて、今日はピアノの先生のお仕事についてチラっとお話しようと思います。
皆さんがご存知のように、ピアノの先生のお仕事はピアノを教えること、つまりレッスンです。それが1対個人なのか、1対複数名なのかの違いはありますけれども。ちなみに我が教室では前者のスタイルです。後者はヤマハさんとか山野さんとかでグループレッスンという呼び名で提供されています。
これが主な仕事なんですけれど、実は他にも色々あるんです。
うちに通ってくださっている生徒さんも、私の仕事はレッスンだけだと思われている方も多いようで、レッスンスケジュールなどを配布すると空き時間は全部空いてると思われてしまう事も。んな事無いのよ。

レッスン以外の仕事を挙げると、
・教室の清掃およびメンテナンス(調律などもここに含まれる、エアコンとかも)
・HPの更新やチラシなどの作成、ポスティングなどの宣伝活動
・発表会会場の申込、打合せ
・コンサート・勉強会などの企画および準備
・配布物やおたより作成などの教室運営に関わる事
・保護者さまとの連絡・相談対応
・他教室の先生方との勉強会
・地域の他業種の方との会議・交流会
・教材研究(生徒さんに適した教材などリサーチ。楽器の製品情報の仕入れ。および自分の勉強)
・楽譜の買出し

と、こんな感じです。
中でも意外と時間を取られるのが楽譜の買出しです。うちの教室は個人個人で皆さん異なる教材を使用しているので、1つの教材が終わるタイミングも新しく切り替わるタイミングも様々。
なので場合によって3日連続で買出しに出かけるなんて事もままあります。職場の近くに運よく楽譜を販売している店舗さんがあるからそれでもマシですが、都内でも楽譜を売っている所は意外と少ないんです💦
私も川越で適した教材が見つからない場合は池袋や銀座まで買出しに出ます。
ネット販売が主流になっていますが、楽譜の買出しに関してピアノの先生の多くは楽譜の実物をみて中身を確認して購入する人がほとんどではないかと。何故なら、せっかく買う教材が生徒さんにとって適しているかを見極める必要があるからです。だから店舗に行って直接手に取って買いたいのです。
ネット販売では、サンプル画面はあってもそれだけでは十分な判断材料にはなりません。
(;´д`)トホホ…。

地味~な作業なんですが、意外と時間も労力も取られるんです。
お教室によっては生徒さんに購入をお任せする所もありますが(ちなみに私のこども時代はそうだった)、先生からの見極めもあると無駄が少なくなりますよね。

アナログかもしれませんが楽譜の購入窓口の間口はもっと広げて欲しいな~と言うのが希望です。
私も自分でお店に行って色々な楽譜を見ていると、教材という目的以外の楽譜も手に取って見られて、弾けそうかな?なんてイメージしたり、実際購入して楽しみが増えたりしました。
画面の向こうの商品を品定めするより、楽譜においてはまだまだ実物を手に取って。というスタイルが残っている、いやこのスタイルから離れられないんじゃないかなと思います。

話が膨らみましたが、レッスン以外のお仕事「楽譜の購入」についてでした。

ピアノの先生の本音~楽器購入編~

11月も最終週。紅葉が素敵な季節です🍂

さて、今日は賛否両論が出るであろう内容を書きます。(内心少しビビる)
将来、意見は変わるかもしれない。これまで私自身も葛藤が有ったような、無かったような。
でも、きっと私や生徒さんと同じように悩んでいるピアノの先生やご家庭があると思う。実際、友人知人家族から一番相談される内容ですし。なので、あえて現時点の意見を書きます。

ズバリ
「ピアノの先生は本物(アコースティック)のピアノをすすめてくるけど、電子ピアノじゃダメなの?」

です。

私は今聞かれたら、こう答えます。
「出来ればアコースティックが(中古でも)良いですね。」
「ただし、環境と予算があれば」と続けます。

おそらく教室や先生によっては、今の時代でも疑いもなく100%アコースティックをすすめる方もいらっしゃるでしょう。勿論、楽器店や調律師さんも。
アコースティックをすすめるには理由があるからです。

いろんな理由がありますが、私がお伝えする1番の理由はコストパフォーマンスが良いからです。「え?」と思われる方、多いでしょう。そうです、新品でも40万~100万(アップライトタイプ)を越すピアノで、なんでコストパフォーマンスが良いと言うか。習う方の技術力、表現力、タッチ、スタミナを習得するにストレートにレスポンスを返してくれるからです。そして楽器の耐久性と不要になった時にある程度のお値段がつきます。タ〇〇トピアノのCMが今でもよく流れるのは、そのせい?!

ここで、ストレートにレスポンスを返すという言い回しに説明を補足すると、電子ピアノはタッチや耐久性がまるでアコースティックのそれとは違います。例えばですが、ピアノの鍵盤に触れる時に10通りの力加減やスピード・深さで触れるとして、10色のグラデーションのある音色を再現できるのがアコースティックピアノだとすれば、10色分としての違いを表現しづらいのが電子ピアノです。これはあくまで個人の見解で電子ピアノだからと言って必ず全てがあてはまるわけではありませんが、力加減の調節と音のボリューム・音色のコントロールが連動しづらい点は弾く側にも楽器としての性能面からも見受けられます。なので近い将来、コンクールに挑戦したり、学校伴奏を希望する事を視野に入れている方には最初からなるべくアコースティックに触れてもらうようすすめます。そのような場面で本番で弾くピアノもアコースティックだから尚更です。

ただ!
習い始めたばかりの時にそんな事決めていますか?
これから先、何十年も続けられる!と確信を持ってはじめられますか?

答えはほとんどの方が「ノー」でしょう。
何を言おう、私自身がそんな事を考えてピアノを始めもしなかったし、続けていても他に優先する事があれば、いつでもピアノから離れるスタイルで続けてきました。

このご時世、バブルの時と違って将来の希望に思いっきり投資をするという時代ではなくなりました。社会の風潮も。そして何より、うちの教室でピアノ購入をご検討いただく多くの方が子育て世代のご家庭です。お子さんの未来が確定してないうちに、1つのスポットに大幅な出費をかけるのは正直厳しい所です。私が親でもそう思います。

そこで、意見が反対になりますがニーズを満たしてくれるのが電子ピアノなのです。
最近では電子ピアノも性能は良くなり、使い方によってはアコースティックピアノよりもアプリとの連動やメトロノーム・録音・ヘッドホン使用等の多機能を搭載しています。そして何よりお値段と設置場所がアコースティックピアノに比べてお優しいのです。

物事なんでもそうですが、それぞれに強み・弱みがありますよね。

なので、教室では生徒様の「お財布」・「環境」・「ニーズ」とよくご相談させていただいた上でご納得いただけるものをご提案しております。

結局はアコースティックピアノVS電子ピアノの決着をつけておりませんがお察しください。
私自身も大学時代、先生から「グランドピアノが無くちゃねぇ」と言われ肩身の狭い思いをしました。「んな事言われても!」と心の中でしょっちゅう叫んでいたのを覚えています。こればかりは家族の空間も巻き込むので親にも言えず、板挟みな時期を過ごしました。

ですので、講師視点としての本音はあっても、家族視点からは無理強いはしたくないものです。
どちらの視点も持ってご相談を受けるよう努めております。楽器だけでなく、ピアノレッスンで使用するアイテムについても疑問や不安があれば是非ご相談ください。

学校伴奏オーディション、その後

今月は激動の天気☀☂☁
昨日の桶川教室への通勤途中では今にも冠水しそうな用水路や小さな川をいくつも越えていきました。このままの雨量では帰宅できなくなる…!と激しく心配するほど前回の台風から安定しない環境でした。

先日、校内音楽祭のピアノ伴奏で残念ながら落選してしまった生徒さんの事を記載しました。そのうちの一人の生徒さんが今週のレッスンでその後のお話を聞かせてくれました。

「そういえば、学年全体のオーディションは落ちちゃったけどクラスで音楽の授業の時に担任の先生が『ピアノ伴奏つきで練習したいから今弾いてくれないかな?』って言われた~。そんでクラス練習の時は自分が弾いて、みんなの前で弾く事が出来て楽しかった」

と。
その学校では学年に3クラスあって、クラスごとに伴奏の生徒さんを決めるのではなく学年全体で一人を選出するシステムだそう。中学校だとクラスごとなんですけどね。
なので本来なら人前で弾くチャンスには恵まれなかったかもしれないのですが、きっとオーディションでは接戦で良い演奏をしていたのでしょう。担任の先生が授業の中ですが、そのようにお声かけくださったようです。
これには生徒さんも私もとても嬉しくなりました。
「おおーーー!やったね、チャレンジした事が無駄じゃなかったね!」とお伝えしました。
また、たまたまその生徒さんは人前で弾くのをとても楽しんでくれる子です。発表会でも振り返りをすると、いつもみんなの前で弾けて楽しかったとコメントを残します。(度胸があって羨ましい)
そういう意味では少し願いが叶ったかもしれませんね。素晴らしい!!
今から既に来年に向けてヤル気満々。その前に発表会もあるのでモチベーションを維持できるようしていきます(^^)

結果発表

台風の直撃が心配されるこの週末。公共機関の計画運休や商業施設の臨時店休などお知らせされています。レッスンも休講にするか今後の状況を見て判断します。

10月の2週目。小学校で行われる校内音楽祭の準備に際し、ピアノを弾きたい子は学校でのオーディションにチャレンジし結果の出た週となりました。
教室からは今年、学年も学校も違う5名がチャレンジしました。今年は残念ながら結果に繋げられたのは1名でしたが、みんな頑張って準備を行ってきました。
ちなみに挑戦した生徒は全て自発的に伴奏にチャレンジしたいと申し出て懸命に取り組んでいました。

チャレンジした事は結果に関わらず、たくさんの宝物を残してくれます。
ここぞとばかりにオーディションを終えた生徒に振り返りをしてもらいました。

質問「伴奏にチャレンジして良かったか」と聞くと、

全ての生徒が良かったと答えました。
理由は
*来年チャレンジする時の準備の仕方が想像できるから
*学校の先生や人前で聴かせられたから
*レパートリーが増やせたから         等々

また、

質問「準備で大変だった事は何か」を聞くと
*テンポを守る事が大切だった
*ミスタッチを修正するのが大変だった
*大きな音を出すのが大変だった
*指番号を守ってたらスムーズだったかも
*音楽室のピアノの鍵盤が重くて指が疲れた    等々

たくさんの気づきがあったようです。
普段レッスンで言っている事も多々あるのですが、自分でチャレンジすると受け止め方や沁み込み方が能動的に取得するので全然違うんですね。
それだけで十分チャレンジした価値はありました。
結果に繋げられなかった生徒さん達は、がっかりしているというよりむしろ前よりもヤル気に漲っている模様。

運動会もあった中で良く頑張ってくれました。来年も一緒に頑張ろうね。