教室ブログBLOG

教室ブログ - 全記事一覧

蔵まちピアノ、今年もやります

昨日は暑かったですね🌞

本日はお知らせです。

昨年の大好評企画 蔵まちピアノ が今年も開催されます🌌

蔵まちピアノとは、

川越の顔でもある一番街商店街の路上にて川越百万灯祭の2日間限定で開催するストリートピアノです!
提灯で彩られた蔵のまちで奏でるストリートピアノは特別な雰囲気が味わえます。

そして、このイベントではストリートピアノの他に商店街の店主さん達が踊るダンスパフォーマンスも見せ場となっております😊川越の老舗・流行のお店の本物の店主さん達が繰り広げるダンス!この日のために夜な夜な準備を進めていらっしゃいます。

教室では、そのダンスパフォーマンスでの演奏に協力参加させていただきます♪
そして今年はなんと、カワゴエドラムクラブさんにも参加いただける事になりました!

一番街通りが瞬間、サンバストリートになるかも?!

観覧はどなたでもお楽しみいただけます。是非、お越しください♪

 

素晴らしい成長

7月になりました🌌
6月は私を含め、教室では体調不良者が続出💦どの週にも必ず欠席者がいる月でした。うちの教室はありがたい事に、ほとんどの生徒さんがほぼ皆勤賞になる位出席率が良いのですが、コロナでもインフルでも無い体調不良者が学年・学校関係なく流行したのは珍しいことでした。今月からは一巡したので完全復活の兆し、になると良いな!今度は陽気が暑くなるので、引き続き体調管理を大切に(私含め)

先日、レッスンにて生徒さんの成長を感じてじ~~~んとくる事がありました。

現在、教育職に就いているMさん。大学入学と共に教室に通いにきてくれ、現在は社会人2年目として奮闘中です。今は毎週のピアノレッスンのコースは卒業していますが、行事等で大役を任されるとピンチヒッター的に単発で本番前に集中してレッスンに通っています。

今回は終業式のピアノ伴奏を任されるそうで、課題を持ってきました。
曲はカテゴリーとしては童謡ですが、全体を通して躍動感のあるリズムが右手左手に複雑にかみ合っている構成です。使用音域もそれなりに広く、言ってしまうと作業量の多い1曲です。メリーさんの羊や蝶々とかのシンプルなコードで構成されている曲ではありません。

歌の伴奏のポイントは、「いかに歌が歌いやすく弾けるか」が重要です。
伴奏においては主旋律よりも、歌のフレーズが始まる直前やメロディが伸びている時の合いの手などが意外と重要。この地味ポイントをいかにキメられるかで歌いやすさが変わってきます。
レッスンで、「ここが決まると歌、入りやすくなるからなるべく外しちゃダメよ」とお伝えすると、「あ~~~、そうですよね💦ここ外すとみんなが止まっちゃう💦」という実感のこもったリアクションが返ってきました。この一見、なんてことのないリアクション・・・、

このリアクションが本当にリアルだった!学生の時から真面目に取り組んでくれていたMさんですが、社会人1年目を過ごし、色々な体験をした中で、自分の事だけでは無く 他人の事を考える余裕が育った からこそ出たリアクションでした。きっと1年の行事の中で、クラスで歌の取り組みをしながらしっくりこなかった事もあったのでしょう。お子さん達が分りやすくて、曲全体がかっこよく聞こえるにはどうすれば良いのか、をしっかり感じ取ってくれた反応でした。

小さいお子さんの成長は、新しく取り込んでくれる余白が多い分、分りやすくその機会も多いですが、Mさんの成長はピアノのテクニックだけでなく、人として大きな成長を感じさせてくれる1コマでした。嬉しいな♪本番が上手くいくように応援しています!

~楽譜を疑え!~レッスンよもやま

明日は夏至。2023年も半分過ぎようとしています。
保護者様と「今年も、もうそんなに過ぎてしまったんですね~」としみじみ話しました。

さて先日、大人の生徒さんから質問がありました。
「楽譜通りに書いてある指使いで弾いているんだけど、どうにもやりづらいんです💦」と。
現物を見てみないと何とも言えないので、「次週お持ちください」と言って翌週のレッスンへ。
実際見てみたところ、あれあれあれあれ、こりゃぁ弾けませんねと言う指使いが記載されていました(゚◇゚)ガーン

文字で説明すると伝わり辛いかもしれませんが、その箇所は白鍵→黒鍵に移動する場所で、使う指は3指(中指)→1指(親指)※この場合右手の運指になっていました。通常、白鍵・黒鍵が連続する時に使う指使いとしては白鍵に1指もしくは2指を、黒鍵は3指を使う場合が多いです。理由は手前側にある鍵盤には短い指を、奥側にある鍵盤には長い指を使えば合理的だからです。今回のケースはそれが逆転していたため、全く合理性からは真逆に離れた指使いが記載されていたのです。

また、春先にも高校生の生徒さんから「YouTubeから引っ張ってきた楽譜をダウンロードして自分なりに練習してみたものの、どうにもこうにも上手くいかない。卒業イベントまでには友人とのユニットで校内のステージに立たなきゃなのに限界です💦」とレスキューレッスンの依頼がありました。

ほうほうどれどれ、その譜面を見て納得。こりゃ弾けるわけ無いね!即答でした。
おそらく、原曲をアップされたYouTuberの方は譜面を見ずともご自身が弾き歌いをするには即興で弾けてしまう方だったのでしょうか、なんとか譜面におこされたようですが、残念ながら右手と左手が混同してしまうような箇所や、どうやっても1拍の中に納められる音域を使っていなかったりと、経験者からするとめちゃくちゃな譜面でした。

いずれのケースも、ご自身で判断は出来ず、譜面に書いてあることを忠実に再現しようとした結果、逆に全く手が出なくなってしまったという訳です。
生徒さんの習熟度にもよりますが、通常は楽譜に書いてある事を忠実に守って練習をしますよね。今回のケースはそれが裏目に出てしまいました。あまり無いパターンですが、必ずしも楽譜に記載されたことが正しいとは限らないのです。

楽譜は言語と同じで、共通認識のコミュニケーションツールです。アウトプット(データとして残す)する際は、楽譜のルールと弾く人が理解出来る形で残さなければなりません。

もしご自身で練習されている時、「ん?」と思う事があれば1度楽譜を疑ってみてください。

1 4 5 6 7 8 47