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いよいよ発表会

いよいよ今週末に年に1度の発表会が開催されます。
今回は38名中、20名の生徒さんが出演してくださる事になりました。
皆さん、この日の為におよそ4か月の準備期間を要し準備にいそしんで参りました。
当日は緊張感を味わいつつも楽しくのびやかに演奏していただきたいと心から応援しております。
発表会の準備を必ずしも順調に進められた生徒さんばかりでもありませんでした。しかしながら、参加を決断し費やしてきた時間、練習は無駄ではありません。目標を立て、目標に向かい練習時間を作ってきた事、出来ない技を習得するために練習してきた事、くじけそうになっても練習が嫌になっても向き合った事。成果としては目に見えたり手ごたえとして感じにくい事ばかりですが経験をした事が何よりの宝物です。1度身に付いたものは後々、他の何かにも大きな手助けとなる事がきっとあるでしょう。私は今でも身をもって、その事を感じています。

発表会の開催概要です

開催日時:4月21日(日) 開場13:15 開演13:30
開催場所:桶川市民ホール響の森プチホール

入場無料です。
ピアノ教室の雰囲気を感じたい方、生徒さんの勇姿を応援してくださる方、お教室に関係の無い方でもピアノに興味のある方はどなた様でもご来場いただけます。
※外部の方の許可のない録音・撮影はおやめください。

当日が皆様の晴れの舞台となる事を信じて。

新元号

新年度になりました!今週末は桜が満開でした。ちょうど今日から学校が始まった方、新生活を迎えた方を応援しているようなタイミングでした。

新元号「令和」が発表され1週間が経ちました。1週間前はPCで令和と入力しても変換されませんでしたが、この記事を書いている今はすんなりと変換されるんですね~、早い。

新元号を全く予想していなかったので、令和と聞いたときは何の違和感も無く、個人的には凛としたキリっとしつつ涼やかな感じを持ちました。生まれは昭和、青春時代が平成、人生中盤が令和、晩年はあるか?!3時代を楽しみたいと思います!

新元号と共にその意味について総理大臣が説明された言葉がいくつか印象に残りました。

”美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ”
”香り高き文化に四季折々の美しい自然”
”一人一人の日本人が明日への希望と共にそれぞれの花を大きく咲かせる”

言葉にすると、とても素敵だと思ったのと同時に果たして自分はこの言葉のような姿勢や行動を持てているのだろうか、という問いかけににもなりました。元号が変わらなくとも日頃の振る舞いや考え方にそのエッセンスは持ち合わせていたいものです。

話は変わりますが、かつて中世の西洋の大学において必修の7科目(文法、論理学、修辞学、幾何学、算術、天文学、音楽)の中に音楽も含まれていました。それぞれの科目を学ぶには当然目的があり、音楽においてはそのひとつの要素として「調和」を学ぶ目的がありました。

元号の由来についての話の中で、日本人らしくというニュアンスもありましたが、私は調和も日本人を表す特徴的な要素だと感じる時があります。

日本人は良くも悪くも?色んな文化を取り込んで今日まで来たのではないでしょうか。毎年、花見~夏祭り~ハロウィン~クリスマス~正月の季節行事が盛り上がると楽しい反面、その取り込み方の多様性(と言ってよいのか?)に、海外の方は不思議に思うんじゃないかと思います。

ピアノも元々は西洋の文化です。日本というアジアの国に来て、その土地なりに根差し、融合して新しい調和が生まれ新しい時代を築いてゆけたら素敵だなと自分の仕事に置き換えて考えました。

今は世界情勢や経済バランス、人種の垣根などが目まぐるしく変化していきます。新しい時代に、あらゆる面において新たな融合と素敵な調和が生まれ、そんな文化を持てる国や世界になると良いと思いました。そして、その調和とはどういう事なのかを日頃のレッスンで生徒さんと共に考え、伝えていきたいです。

日本らしい風景♬ なぐわし公園の桜🌸

ウィーン少年合唱団が川越にやってくる!

今週から春休みに入る生徒さんも出てきました。あっと言う間に3月も下旬へ。
発表会まで残り1か月。そろそろギアを1段挙げてレッスンしていきますぞ!

今月のコンサート情報は地元ウェスタ川越で開催されるこちらをご紹介。

ウィーン少年合唱団

↑(詳細はクリックしてご覧ください)

ウィーン少年合唱団とは、天使の歌声と称される素晴らしい声と響きを持った世界的に有名な少年合唱団です。彼らが普段拠点にしているのはオーストリアのウィーンという都市にあるアウガルテン宮殿という所です。10歳から14歳までの少年達が全寮制の宿舎で過ごし、日頃の勉強から練習、公演とお子様ながらに(失礼な)超多忙な日々を送るプロフェッショナルな集団です。
今回のように海外公演チームとウィーン残留チームに分かれ活動をしています。残留チームは毎週金曜日に行う定例演奏および日曜礼拝をお仕事としています。海外公演チームはスケジュールを組んで世界各国回っているそうです。1年交代で回しているとの事。
日本には毎年4月~、5月にかけてくる来ることが多いです。滞在は1週間くらいでしょうか、都内の大きなホール(オペラシティや芸術劇場など)と近郊の都市に来てくれます。
それが今年はなんと川越に!!!

今から10数年前、友人とオーストリアに旅行に行った時、王立礼拝堂のミサに立ち会わせてもらって彼らの歌声を聴いた時、自然に涙が頬をつたったのを覚えています。元々、西洋音楽の始まりは(ピアノも)、神への捧げものとして生まれました。その時に、今でも王立礼拝堂ではミサの時にその慣習を行っている事を肌で感じました。芸術としての音楽、娯楽としての音楽とそれは違ったように、その時の個人の記憶として残っています。

感動が忘れられず、翌年のオペラシティへの公演を聴きに行きました。公演になるとミサの際の荘厳で崇高な雰囲気とは変わり、その国の、日本なら日本、アメリカならアメリカといったようにご当地ソングを歌ってくれるのも大きな特徴です。
今年は平成最後になるからか、美智子妃殿下の作詞された歌がプログラムに入っているそうですよ。なんと憎い演出!そして勿論、自国の音楽の花開いた美しい音楽も聴かせてくれます。
昔から、このコンセプトは変わらないようですがとても素敵なおもてなしだと感じておりました。自国も相手の国も垣根なく歌い、音楽を通じて尊敬しあっている事に。コンサートでは他のおまけもあり、私が聴きに行った時はなんとクィーンのバイシクルレースを歌ってくれたんです。正統派クラシックからロックまで。そのカバー力は本当に素晴らしいと思いました。

そんな素敵なコンサートが、交通費も控えめに観に行けるなんて川越の方、ラッキーですよ!!
個人の好みをバリバリ推してますが、これまでご存知ない方も一見の価値がありますので是非いかがでしょうか。来年はたぶん違う地方に行かれてしまうと思います。

コンサートに行けない方は、日本滞在中に特ダネかスッキリあたりで生演奏してくれると思いますのでその機会も是非お楽しみください。

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