教室ブログBLOG

川越ピアノ

夏季休業のお知らせ

今年の夏季休業は8月8日(月)~8月15(土)となります。

毎年ならいつもこの時期、皆さんからの旅行予定やお出かけ情報を聞く季節なのに今年はほぼ皆無。
「どこかお出かけするの?」と聞いても、ほぼ「今年は諦めました」「いや~、無理ですね」の返答ばかり。そりゃそうなんですけど、やっぱり少し寂しいです。来年の夏はもう少し活気が出ると良いな。

学生さんの夏休みもとても短いですしね…。
昨日一昨日の生徒さんをお見送りしている時、「次回のレッスンの時には既に学校が始まってるわね」となんともやるせない気持ちでした。

私も本来なら、この時期のお楽しみ行事として桃狩りに出かけていた事でしょう🍑
でも、感染者の多い埼玉県から感染者の少ない他県に行くのは忍びない思いと不安が満載なので今年は計画を立てるのを辞めました。

夏休みは日頃、後回しになっている楽譜の片付けや事務処理を粛々とこなそうと思います。
オンライン業務が増えたら回線の調子が悪くなったので周辺機器のメンテナンスでもします。

短い夏休みですが、皆様に小さな幸せと楽しみのある時間となりますように!

経過報告

いよいよ4月も残すところ4日となりました。今まで通りだったら昨日からゴールデンウィークが始まっていただろうに。

さてさて、先週からオンラインレッスンを導入するべく準備を進めてきて少しずつ勝手が分かるようになってきました。先週末から川越教室の基礎コースの方を主な対象としてご案内を始めました。単発コースの方と川田谷教室の方にご案内をお出ししておらず申し訳ありません。実は単発コースの方は4月中も希望がある場合は教室レッスンを行っておりましたので、ご予約のお問い合わせを頂いたときに直接ご案内するつもりでした。また、川田谷教室の生徒さんはオンラインレッスンをするには小さい年齢の方が多く、共働きのご家庭が多いので時間的にも環境的にも難しい観点から現段階ではご案内を出しておりません。

川越教室では、およそ半分の生徒さんがオンラインの切り替えを希望してくださり昨日からお時間を作っていただいてトライアルを始めました。
使うツールはSkypeかzoomです。

私も初めての試みなのでドキドキでしたが、いざ繋がってみると久しぶりに会えた高揚感があり、お互い手探りながら端末の設置場所や音質チェックをしながらあっという間に時間はすぎました。お母様方からも「少し音が聞こえづらいです」「その方が見やすいです」など色々アドバイスいただいて教室のオンライン環境も少しずつ整えております。お子さん方はテンションが高く、大きく手を振ってくれたり、踊ったり、満面の笑みを見せてくれたり、カメラにどアップになって遊んだりと抵抗なく使いこなしている感じ!また、ご家族様がかなり協力くださってレッスン中、端末をずっと持っていてくださったり音質チェックくださったりしました。本当にありがとうございます!

ピアノレッスンは実技なのでオンラインレッスンではカバー出来ない所も当然ながらあります。トライアルをしてみて分かった事は、タイムラグが若干生じる事、またテンポが速く音数の多い曲などは端末のマイクでは収音しきれず途切れて聞こえてしまう事、連弾は難しいこと、ピアノの音量が大きいと割れて聞こえてしまう事などがあげられます。

でも良いことも沢山気づけました。指番号が伝えられる事、音の高さのチェックが出来る事、口頭で伝えられる譜読みがある事、新しい課題が出せる事、手本演奏を聴かせられる事(完璧な音質ではないけれど)。
そして何より顔をみてコミュニケーションが出来る事です。久しぶりに楽しい時間で、思っていたよりあっと言う間に時間が過ぎてしまいました。

オンラインツールを使えるようになったら途端にスケジュールが過密になりました💦
他の習い事の先生方や、あらゆる地域のピアノの先生同士での情報交換にミーティングの日々です。みんな手探りで何とかしようと取り組んでいます。

もちろん教室のレッスンに戻れれば良しですが、緊急事態宣言が5月6日で解除されるとは巷のほとんどの人は思っていないでしょう。よしんば解除されたとしても安心して以前と同じように出歩けるとは到底思えない。今の内に新しい形態を試して何か発信していけたらと思います。
オンラインレッスンが難しい方にも新しい対策を考え中です。それはまた改めて。

ちなみに教室ではスマホを使ってピアノの右後ろあたりに設置して撮影してます。
緑の矢印がスマホスタンド。

そうするとこんな感じで見えます。

ご参考まで。

 

準備中

4月も3週目になりました。街は日増しに静かになっていきます。
感染者が着々と増え、先に感染爆発を起こした諸外国の累計グラフと同じ線を日本も描くようになってしまいました。

正念場。

責任ある行動をしていかねば。個人的には自分がウイルスだと思ってやむを得ず外出をする時でも、行きかう人・すれ違う時には相当な距離を取って歩いたり、時には人の少ない道を選んで遠回りしながら移動しています。外出する時はやはり買い物の時だけにするようにして。そして1度出る時にはまとめて用事を済ませるようにしています。

話は変わって、今更かもしれませんがお教室でもオンラインレッスンの導入を出来るよう準備を進めています。5月6日に再開できるのか怪しいですし…。

まだ使いこなせる!とは自信を持って言えませんが、先に導入している先生方や他教室の様子を伺うと、まずは使いながら慣れる事が大事との事。最初は皆さん戸惑いがあり上手くいかなかったけれど2回目3回目と使ううちに慣れてきたと書いてあります。そしてオンラインレッスンで出来る事も掴めるようになってきたと。
実際にオンラインレッスンの導入に乗り気でない先生方も多くいらっしゃいます。つまりはオンラインレッスンではリアルレッスンに比べ音質のクオリティが求められない事、楽譜への書き込みがしづらい事(アプリ内で機能はありますが)、微妙なニュアンスや気づきをリアルタイムで伝えにくい事、などなど。
私もその心配はありましたが、地元の塾講師の先生やプログラミング教室の先生方が「学びを止めない事が大事」「コミュニケーションを取るだけでも楽しいし、生徒さん達が生き生きするよ」と話してくれた事が不安を軽くしてくれました。生徒さんのコミュニケーションを繋ぐ事、課題を進める事などだったらオンラインレッスンでも十分出来るのではないかと。リアルレッスンとオンラインレッスンは別物と捉えて、それぞれの利点を活かした時間にしていければ良いのですね。

そして先日、とある生徒さんのお母様からもレッスン再開を希望するメッセージと共にお子さんがご自宅で頑張って課題に取り組んでいる動画を送信してくれました。これはどうにかせねば!と力をもらえました。

とはいえ使い方が分からないのと、レッスンスケジュールがしっちゃかめっちゃかになるのはマズいので先週から準備をすすめています。
おそらく教室ではzoomかSkypeを使用する予定です。仮にオンラインレッスンを導入したとしても個別のレッスンスケジュールでご案内していきますので、レッスンスケジュールも確定次第、随時ご案内していきます。

ひとつ懸念があるので記載しておきます。オンラインレッスンではスマホ、タブレット、PCを使用しWi-Fi環境が整っている環境が望ましいです。生徒さんの中には、まずその環境が十分でない事、環境は整っていても小さなお子さんで保護者の付き添い無しには使えない事、など導入が難しい方もおられると思います。
その際は、誠に申し訳ありませんが引き続き自主学習を進める形となります事を予めお伝えしておきます。

お教室の皆様にはご不便をおかけしますが今しばらくお待ちください。

今日の1曲② ~コロナ自粛期間につき~

久しぶりに外出しました。
人間が家で引きこもっている間に自然はちゃんと時間を進めていて、桜の花が散ったと思ったらツツジかなさつきかな、それにハナミズキも見られるようになりました。

ちょうどこのシーズン、NHKの朝の連続ドラマ「エール」が音楽家のお話なので久しぶりに見ています。今回は作曲家の古関裕而さんを題材にしたお話です。恥ずかしながらドラマを見るまで国民的作曲家、古関裕而さんの事を知りませんでした。しかし先日の番組で古関さんの事を取り上げた番組を見ると、「あ、この曲知ってる!あ、これも聴いたことがある!」と続々と知っている曲が登場するではありませんか。どの曲も、名前も気にしないくらい、あまりに生活に溶け込んでいる曲ばかりでした。
古関さんが取り上げられたのは言わずもがな、オリンピックに関係しているお人だったからですね。前回行われた東京オリンピックでのテーマ曲を作曲したのが古関さんだとかなんとか…。
オンタイムでその頃を知らないので私はピンときませんでしたが、別の曲で私にとって思い出深い曲はあります。

「栄冠は君に輝く」

そうです、高校野球の入場のテーマ曲です。私は甲子園の曲と覚えていました。
何故この曲が思い出の曲かというと、遡れば小学生の時。私の通う学校には5、6年生で編成された金管バンドというクラブとはまた違った希望者かつ選抜されたメンバーで構成されるバンドがありました。卒業式や運動会、入学式もあったかな、というような学校行事のイベントの時にBGMを演奏したりしていました。
低学年の自分は行事の時にみんなとは違う位置にいて楽器を演奏する先輩を見ては「かっこいい~」と思ったものです。晴れて5年生になった時に部員に滑り込めた自分でしたが、運動会の時になると全校生徒が入場をする時に「栄冠は君に輝く」を習わしで演奏しました。演奏をして一人誇らしく思ったものでした。このシチュエーションにもぴったりだし、演奏していてもリズミカルで気持ちを高ぶらせてくれる爽やかな曲はとても清々しい気持ちになれたものでした。
まさかその曲が古関さんの作品だったとは(^^)数日前まで知りませんでした。自分にとっては一番思い出のある1曲です。

きっとこの曲は私と同じく「甲子園の曲」と覚えている方も多いのではないでしょうか。
今年の高校球児も悔しい思いを強いられたと思いますが来年はこの曲と共に清々しい大会の開催が行える事を願って。

5月6日まで休講を延期します

先日、とうとう国内の1都7府県において緊急事態宣言が発令されました。
埼玉県もこれに含まれます。

これに伴い当教室も現時点では5月6日(水)まで休講措置をとります。
前回ご案内していた期日より延期となりましたがご了承ください。

尚、休講期間中のメール・お電話の問い合わせについては通常通り対応しております。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

あれから1か月 2週目まで休講します

4月になりました。
昨日は新年度の始まりの日。本来なら入学式や入社式などフレッシャーズの新しいスタートの日にニュースが彩られるはずなのに、あまりそれを見る事はありませんでした。

それもそのはず。先月末から国内での感染者数が増加しており今週に入ってからは1日の感染者数が3桁を越えるようになってしまいました。先週とは違い緊迫した状況です。

先日のブログでもお知らせしましたが今月に予定しておりました発表会は中止にしました。
ここ最近の状況を見ると、発表会を行う事のリスクが大きくなり出演者やスタッフ、お客様の安全を何より最優先して守らねばならぬという理由からの決断です。

そして昨日から基礎コースの方のレッスンも2週目までは休講にする事にしました。
今はまずとにかく外出を控え、感染拡大を防いでいきましょう。
目に見えないだけでウイルスはもう、そこここを浮遊しているでしょう。先日お亡くなりになった志村けんさんの事は私達世代にはかなり残念な悲しいニュースでした。今の状況は彼のネタに例えると、「しむら!う~し~ろ~」だと思います。まさに、今の空気中は。

感染が確認されていなかった数県のうち、とうとう富山も山形も感染者が出てしまいました。いずれも大学生や自動車の免許講習で他県からの移動してきた経路からの感染です。
移動は危険です。不要な外出はウィルスの移動を手伝ってしまいます。

どうか気を引き締めて、この先の1か月位を乗り切っていきましょう。
短期間の集中した自粛が、皆さんと会える近道だと思って。

あれから1週間 コロナ感染拡大防止月間報告①

ドタバタの先週末からやっとこ1週間が経過しました。
その1週間前は、政府からの突然学校休校宣言が発表されました。
休校宣言が発表されて週末を明けてみると、街中や近所の空き地にはお子様だらけ。
あれ?この対策の目的は…?!街中に出たら感染の可能性は増えるんじゃないのか?と思いながら、現場をつくづく考慮していないなぁとボヤくしかありませんでした。

それはそれとして、教室のこの1週間の時系列を辿ると、先週の金曜(2月28日)の朝に教室の生徒さんに一斉メールで、
*レッスン前の手洗い・うがい
*ハンカチの携帯
*発熱等ある場合の自主欠席
*咳症状もしくは感染不安がある方のマスク着用

ご案内し、休講はせずにレッスンを予定していた所、午後の川田谷レッスンを行っている時に事態は変わり。園からの課外活動中止のお達しを受けました。お世話になっている認定こども園ひだまりではピアノ教室の他に体操教室と公文も行われており、すべて中止との事に…。その日は既にレッスンを行っていたので、その後の予定していた全ての生徒さんのレッスンを行いました。
お達しを受けた後、保護者さまとお会い出来た生徒さんについてはお話と相談をさせていただき、場所を変えてのレッスンや送迎の事など色々と検討しましたが諸々を鑑みて学校同様中止の判断を致しました。

それを受け、川越教室も休講にすべきか非常に悩みましたが発表会の開催の可能性がある(4月)事と、突然の休校宣言によって生徒さん・ご家庭へのしわ寄せを考えると教室と生徒さんの双方で予防の対策を取ってレッスンは通常通り行うのが良いかと思いこちらは中止にはいたしませんでした。但し、不安があるご家庭については自主欠席の判断を促すようご案内致しました。

川田谷教室と川越教室の対応に差が出てしまう事に大変悩みましたが、川田谷教室は外部委託で園にも影響が出てしまう事を考えるとやむを得ない判断となりました。必ず埋め合わせの措置を致しますので、それにつきましては園と相談の上ご案内致します。川田谷教室の生徒さんにはご不便をおかけして申し訳ありません💦

また、発表会については現在ヒアリングをさせていただいた生徒さんの殆どが開催を望んでおられる事、そして会場であるウェスタ側は中止の判断を主催者に委ねているいる点から(市区町村によってはホールの使用を全面禁止する所もあります)、現時点でも開催の方向で考えています。

この1週間過ごさせていただき寄せていただいた意見は、

「スイミングや英会話など大勢が集まる習い事は控えようと思うけど、ピアノ教室なら個別レッスンだし対策をしているなら通えます」と言ったご意見が数件と、
「発表会の開催は規模を縮小して、入り口にアルコール消毒やマスク対策の案内をしてもらいたい」
「学校が休みならお稽古も休みになるべきでは?」
「他のお稽古がみんな通えなくなってしまったので助かります」
「こういう事態なので休講は仕方が無い」
「気にし過ぎでは?」が数件。

などそれぞれのお考えをお聞かせいただきました。
でもどの生徒さんにもご家庭にも前向きなご意見とご協力をいただき大変助けられております。
油断は出来ませんが、過剰に神経質になり過ぎずに事態の1日も早い収束を願うばかりです。
今週の報告まで

コロナウイルス流行につき

コロナウイルスの感染拡大の可能性は、もはやどこからでも接触できてしまう状況になってしまいました。
各地ではコンサートやフェスティバル等のジャンルに問わないイベントの中止お知らせが続々目についております。
店舗さんや教育機関によっては営業・学習時間の短縮やお休みを実施している所も出てきました。

当教室では現在の所、通常のレッスン業務および4月に開催される発表会の中止は考えておりません。

ただ、以下の項目につきましてはご協力いただきたく存じます。
〇手洗い・うがいの励行
〇ハンカチの携帯
〇発熱が確認されている際の自主欠席
〇咳の症状が認められたらマスク着用

教室は区切られた空間にてマンツーマンレッスンのスタイルです。
それぞれが心地よく過ごせるよう、エチケットとマナーをお願い致します。

英国王立音楽検定

今年のレッスンもいよいよ残り1週間。インフルエンザが忍び寄る前までにレッスン締めしたい!と思うこの頃です。

今回は前回の記事の振り返りで記載しました英国王立音楽検定について。

仕事や勉強において色々な資格があります。英検とかTOEICなどはよく耳にもされるでしょうし認知度も高いですね。英国王立音楽検定はその音楽バージョンのようなものです。
ちょっと話は逸れますが、たまに「ピアノの先生って資格はあるんですか?」と聞かれる事があります。おそらく、ありません(国内では)。
では、それに相当するものとは?
YAMAHAさんやKAWAIさんなどはグレードと呼ばれる能力検定などは行っています。また、資格ではありませんがコンクールなどの入賞履歴が、一種それに相当するように思います。
英検やTOEICなどは受験や就職の際に有利に働くことも多いですが、ピアノのグレードや入賞履歴が同じように反映されるかというと一部にそういう学校や職場があるとは聞きますが一般には殆ど考慮の対象になる事はまだ無いようです。

この英国王立音楽検定は国内では残念ながらまだまだ認知度は低いですが、世界90か国以上で実施され本国イギリスは勿論、ヨーロッパ、カナダ、インド等々では音楽学習者にとって、とてもポピュラーな検定だそうです。そして就職や進学時にとても有利に働くそうです。

今年、お教室からも2名の生徒さんが受検しました。
試験内容は日本のグレードやコンクールのように弾く事をメインに審査されるのではなく、音楽を学んだり演奏したりする上で必須のスキルがまんべんなく含まれた試験内容です。音程を聞き取る耳、音程を正確にアウトプットする声、演奏、初見などなど。コンクールと違い、順位をつける審査では無く、本人の能力のみを純粋に評価してくれるので公平性の高さも良いと思います。
審査をしてくれる検定員も音楽の分野で第一線で活躍されているプロの方が、そのシーズンごとに任命されるようです。評価シートも、とても前向きなコメントで音楽を学ぶ楽しさや可能性を広げてくれるようなコメントをくださいます。

プロ・アマ問わず受検できます。皆さんもいかがでしょうか。
今年は生徒さんに続いて私自身がチャレンジして、みようかな?!