教室ブログBLOG

川越

小江戸「川越」夢ピアノプロジェクト

川越のまちに駅ピアノ&街角ピアノを!

1台のピアノが奏でる「音楽」に人が集い、「笑顔」と「出会い」が生まれる。
誰もが気軽に立ち寄て演奏したり聴き入ったり出来るそんな憩いの空間を川越に作りませんか。

というスローガンの下、現在活動を始めました。
うちの教室も実行委員として活動協力をしております。ちなみに組織の事務局は当教室内です。

2月末に発起人である地元、尚美学園大学の先生からお話を伺い賛同して4月から少しずつですが準備を進めて参りました。しかし時はコロナ真っ最中!なかなか活動を大きくは出来ません。
しかし先週4連休の9/21(月)にプロモーションイベントとしてクレアパークで開催された第1回クレア祭に参加させていただきました!

まずは皆さんに初お披露目して一人でも多くの方に知ってもらう事。
まだまだ駅や大型施設、観光地でのピアノ常設は厳しいですが少しずつイベントを発信していけるようにします。

今後の活動の様子につきましては各SNSにてお知らせしていきます。
宜しければフォロー、お願い致します♪

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川越らしいイベント

日暮れのはやさや夜の虫の声に少しずつ秋の気配を感じる日になりました🐝

突然ですが皆さんは「川越といえば?」と聞かれらたどんな答えが出てきますか。
時の鐘、蔵の街、菓子屋横丁、さつまいも、日帰り観光地…、などなど色々なワードが聞こえてきそうです。
そんな中でも、最近川越のまちを賑わわせている景色は「着物」です。
街中を歩くと若者や外国人、妙齢の方々男女問わず着物をお召しになって川越の街を練り歩いています。以前、バイオリニストの宮本笑里さんが川越でコンサートをしてくれた時も「川越って着物を着られている方がすごく多いんですね」と話題に触れてました。

その川越の顔になりつつある着物とピアノがコラボしました!!

着物でまちを盛り上げてくださっているお店の方々が、このコロナ禍で寂しくなってしまったまちなかを盛り上げようとイベントを企画されました。

キモノでピアノ」👘←クリックすると詳細記事がでます

演奏者は着物をお召しになりながら川越の観光スポットに点在するお店の軒先でピアノを演奏するイベントです。既に予約で満杯だそうです。対策をしながら絶賛開催中です。
マルヒ情報ですがストリートピアノ系で動画投稿をしているユーチューバーの方もいつかの日程で出演するかも?!
雨天延期になりますが、イベント自粛の今年、近場で楽しいスポットにお出かけされてはいかがでしょうか。着物を着てお客さんになったら、いつもと違う楽しみが見つかるかもしれません。

本当は私も9月6日に演奏では無くて、お客さんとして着物着用で参戦するはずだったのに台風の影響で延期になってしまいました(´;ω;`)

残りの日程で覗きに行けるかな?明日から、
9/12(土)、9/13(日)、9/25(金)で開催されます。

今日の1曲③ 「星条旗よ永遠なれ」

今日の1曲シリーズを始めて3回目。
ブログを読み返してみるとピアノ教室なのにピアノの曲を紹介していない事に気づきました…。

今日、紹介する曲も元ネタはピアノのためのオリジナル曲ではありませんが、ブラスバンド用の楽曲を超絶技巧を駆使してピアノ用にアレンジされた曲です。

その曲の名は、「星条旗よ永遠なれ」です。
アレンジをしたのはホロヴィッツ。有名なピアニストです。
数いるピアノニストもそれぞれ個性がある訳ですが、ホロヴィッツに関して個人的な感想を述べるとアクロバティックなピアニストと言った所でしょうか。もちろん持ち味はそれだけではありませんが、彼の演奏を聴くと宙返りや大車輪など体操のアクロバティックな映像が脳裏によぎるようなパワフルでダイナミックであっちこっち躍動するような印象が強く残ります。
初めてCDを聴いたとき、楽譜を見てなかったからこそ「何をどうしたらこんな風に弾けるのだ?!」と衝撃でした。

まずは楽譜なしでお楽しみください。

探したら楽譜映像つきのものが。

ぎゃーーーーす。弾けない!!途中から楽譜が3段になってる…。これはホロヴィッツしか弾けないだろ、と思ってしまいます。
(ドビュッシーやリストも3段譜はあるけど、どうにか練習すれば弾けるのに)
でも、聴くのは好きです。理由なしに元気になれるので♪そしてこの人間離れした技にも「すごーーーい」としか言えなくなります(^^)

自粛疲れが吹き飛びますように。

宮本笑里さんバイオリン・リサイタル

雪が降りました⛄暖冬と言われている冬ですが。
寒さに弱い私ですが、やっぱり冬は冬らしくないとね。

今日はコンサート情報のお知らせです。

『宮本笑里さんバイオリン・リサイタル』

日時:2月16日(日)13:30開場  14:00開演
場所:川越やまぶき会館
チケット:前売り3000円 当日3500円 いずれも全席指定
詳細はこちら→https://kawagoe.keizai.biz/headline/746/

宮本笑里さんは、ナビスコのCMに出演されていたお綺麗なバイオリニストさん。
ミーハーな私はテレビで見た事のある方が地元にくるだけでテンションがあがってしまう。
それと昨年夏にもNHKで放映している「ららら♪クラシック」の川越公演でウェスタにて演奏してくださいました。その時、見に行ったのですが客席から見る宮本さんはとても華奢でお美しい方でした。でもその印象とは逆にテクニカルなバイオリンの演奏にはギャップを感じて逞しさが漂う感じ。
今回のリサイタルでは、もっと宮本笑里さんの色んな表情が見られるのではないでしょうか。
都内まで出かけなくて地元で見られるのは幸せ、皆さまも是非この機会に♩

~ぶひぶひ~

突然ですが、私はたまにレッスン中に「ぶひぶひ」と言います🐽
半年以上レッスンを受講している学生の生徒さんなら、多分みんな知っている。

どんな時に「ぶひぶひ」と言うかって?

それは音符を読み間違えたり、正しい鍵盤の場所を触れていなかったり、何か間違いがある時です。それなら、「そこ違うよ」でも済みます。でも、「ぶひぶひ」と言うようになったのには理由があるのです。

私が大学時代のころ、ショパンエチュードに取り組んでいた時のレッスンでした。左手の音がとても多く、そして速く弾く曲でした。課題を出されて2回目くらいだったと思います。私としては全体を通して弾けるよう、そちらを最優先に一生懸命になって弾いていました。ところが、ある個所に差し掛かると先生に「違う」と言われ、もう1度振り返ってその近くから弾き直してもまた「違う」と言われるだけ。自分で何が間違っているのか、なんとか探し出そうとして修正してみるも「違う」とだけ言われ続け、その問答がしばらく続きました。当然、間違いに気づかないうちは先へは進めません。私としては「○○が違う」(○○には音だったり、リズムだったり、♯やら♭やの半音など)と具体的に言ってくれればいいのに!と心の中でヤキモキしたのですが、とうとう最後まで先生は教えてはくれませんでした。結局、長い間を使って、連続する32個の音の1か所のある音の♮の見落としに気づきました。その当時は一言指摘してくれたらこんな時間はかからなかったのに!と少し腹立たしく思う自分もいましたが、教える立場になって少しあの時の先生の気持ちがわかるようになりました。

自分から気づく事が身になる

現在、レッスンをしていて感じるようになったのですが、私が生徒のミスを指摘するのは簡単です。でも、こちらが指摘した事は翌週も更に翌週も同じことを言わされる事がままあります。直ってないのです。楽譜に記入してあっても。それは、きっと自分の気づきが薄いから本当に注意力を持って落とし込めてないからなんですね。勿論、そうでない生徒さんもいますが。

なので私は自分の経験からも、自分で気づいて欲しいと思って「ぶひぶひ🐷」と言うようになりました。最初に言われた生徒さんの反応は「何事だ?!」とう感じで動揺しますが、「何か見落としがある時に先生はブタさんになってしまいます」と言うと察して食い入るように楽譜を見てくれるようになります。1度それを経験してもらうとあとは簡単。見事に自分から気づきにいこうとしてくれます。中には、私にぶひぶひを言わせたくてわざと面白がって間違える生徒さんもいたりして。今の所、生徒さんの様子を見るとぶひぶひを言った時の精神的苦痛はなさそう。

私としては、あの「違う」だけのコメントのやり取りの時間は嫌な時間でした。今思い出しても嫌。先生の指導の真意は納得ですが、言い方は納得いかなかった。だから、せめて私が指導する立場の時は同じ思いをさせたくないなと思って編み出したのが「ぶひぶひ」でした。

答えのゴールまで気づくのに遠そうな様子の時は少しずつ助け船を出して最後の「あ~!」を言う段は生徒さんに託します。
ちなみに大人の生徒さんには流石に言いません。

2020年、スタート

明けましておめでとうございます🎍(遅ればせながら)
年明けは今週からレッスンをスタートしました。
今年もどうぞよろしくお願い致します♪

年末はガキの使いと紅白と年忘れ日本の歌をザッピングしながら観て年越しをしました。
3日はアンドラーシュ・シフさんのコンサートをテレビで観て年越しのバタバタを落ち着けてもらいました。
演目はベートーヴェンプログラム。

そう、今年はオリンピックイヤーであり、
ベートーヴェン生誕250年のメモリアルイヤーでもあるのです。

だから、番組もコンサートも楽器店も賑やか。
ベートーヴェンと言えばクラシック界において偉大な作曲家。
日本では学校の怪談の1つを任されるくらい、知名度も高い作曲家です。(今はそんなことない?)

現代の素晴らしいアーティストも過去の偉大な作曲家達だって、はたまた音楽とは離れているような世界の人にも影響を与えているベートーヴェン。今年は大注目ですな。

「運命」「第九」「月光」など有名曲は数あるけれど、個人的に知ってもらいたい曲はこちら。


「なくした小銭への怒り」

ネーミングも面白いし曲も可愛らしい。
このギャップがたまりませんな。

2019年もありがとうございました

昨日、今年のレッスンを無事に終える事が出来ました。
川越教室、川田谷教室のみなさん、今年もお通いいただきありがとうございました。

4歳から67歳までの生徒さんに囲まれ、それぞれの年代の好みや生活をの中で流行しているものなどの話を聞かせていただき色々勉強になりました。

米津玄師さん、パプリカ、キングヌー、東海オンエアや水たまりボンドなどのユーチューバー、リコーダーアンサンブル、イヤーポッズ、リアル駅ピアノ、グループサウンズ、フォークソングなどレッスンをしていなければ、おそらく自分からは知る事が無かったであろうアーティストや物事を沢山知る事が出来ました。

お教室の日々の取組も年々変わってきているなと感じた今年。
毎年同じ事を思っているかもしれませんが、来年は新しいものも取り入れながら、これまでの良かった事も引き続き織り交ぜて運営していきます。
言うは易し、行うは難し

鋭意、頑張る所存です!
どうぞ皆様、来年もよろしくお願い申し上げます🐭
それでは良いお年を☆彡

いのしし年(2019年)を振り返る

2019年師走。早いもので来週、今年最後のレッスンとなる曜日も迎えます。
ピアノ教室は年度(4月はじまり3月締め)で活動やスケジュールが変わるので、あまり区切り感は強く感じませんが振り返りを。

・『音大卒は武器になる』の著者、大内孝夫先生のセミナー受講
・体験レッスン20名問合せ
・発表会開催
・川越まちゼミ参加
・英国王立音楽院の音楽検定に生徒さん2名チャレンジ
・教室のLINE公式アカウント開設(まだ宣伝はしておりませんが)
・生徒さんの学校伴奏や町内会イベントでの出演
・レッスンにおいての弾き歌い・譜面提供の取組

と言った所でした。
書き出してみると特別な事としての印象は薄いかもしれませんが、私にとっては新しい事を色々体験できた年でした。数年前までメールでのやり取りに抵抗を持っていたのに、LINE公式アカウントを作成したのは自分でも意外だったな。でも使ってみると、あら便利。早速ですが生徒さんやご家庭とのやり取りがスムーズだしお互いにレスポンスが早いのでコミュニケーションがとりやすくなる予感。

英国王立音楽院の検定も右も左もわからない状況でしたが受検にチャレンジした生徒さんが頑張てくれ、それぞれに結果を出すことが出来ました。

来年も普段通りの仕事の充実にちょっとプラスして新規開拓をしたいなと考えております。
年末の振り返りを記載したのは初めてですが、きっかけをくれたのは年長のRくん。

君がこの歌を壊れたスピーカーのように20分歌いっ放しだったからだよ。(30分レッスンなのに!)
でも良いきっかけになりました。ありがとね。

オレいのししだし!

あの曲、なあに?【クシコス・ポスト】

立冬が過ぎ、木枯らしが吹きそうな季節になりました🍂
秋は学生さんにとって行事の嵐!運動会、文化祭、音楽祭などなど。
先週から今週にかけても各学校で音楽祭が随時開かれているようです。
先日、たまたまある生徒さんのレッスン時間が余ったので、運動会の季節にちなんだ曲とエピソードをお話しました。
運動会と言えば、おそらく日本全国ほとんどのエリアでこの曲が使用されているでしょう。

その曲の名は、

【クシコス・ポスト】

曲はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=qT3HvXF4t1k

この曲は正式な題名を「クシコスの郵便馬車」といいます。
ひと昔前は車や電車などの移動手段は無く、一番早い移動ツールは馬だったのでしょうね。
電話や携帯やパソコンが無い時代ですから、何か急ぎの用件があった時は馬を走らせて時を駆け抜けたのでしょう。
日本に伝来したルーツはわかりませんが、急いでいる様子は十分に伝わったのですね。
かけっこを頑張る時の音楽にピッタリです。
この曲を作曲したのはネッケというドイツの人ですが、異国の地で、時代も隔てた運動会という場所でご自身の曲が有名になっている事に驚いているでしょうか。

ちなみに、聴いてもらった生徒さんに「この曲は元々、郵便やさんの音楽なんだよ。」と伝えた時のリアクションがとてもナイスでした。知っているつもりでも、そこから意外な発見や新しい発見があると驚いたり興奮しますよね。私は生徒さんの反応に嬉しくなったひとときでした。

ピアノの練習場所

朝晩の冷え込みが厳しい季節になりました。今週末には立冬を迎えます。

今日はピアノの練習場所のお話です。
教室にピアノはありますが、時折コンサートなどの本番を控え友人やゲストの方と練習をする時は都内のピアノスタジオを利用します。
仲間の住まいが関東近郊に広がっていたり、2台ピアノが必要な時は都内のスタジオにて練習します。楽器を演奏する人たちにとって練習場所は悩みの種の一つです。アクセスが良くて環境が揃っているというのは結構少ないのです。

そんな中、便利に使わせていただいてるスタジオをご紹介。

ひとつは、ピアノスタジオフォルテさん(クリックするとサイトに移ります。)
池袋駅の西口にも東口にもあります。スタジオがとても綺麗で調律もこまめにしてくださっているのでメンテナンスも良いです。池袋駅は各沿線のターミナル駅で駅近だから便利です。2台ピアノのお部屋があるのも貴重。

ふたつめは、音練さん(クリックするとサイトに移ります。)
新宿3丁目の雑居ビル内にあるスタジオ。場所柄、こんな所にピアノスタジオなんてあるの?!と思うようなエリアですが建物内に入ると、とても落ち着いた雰囲気。受付スタッフも女性が多く安心です。なによりお部屋のレンタル料が良心的。

みっつめは、自分の住まいor勤務地の公共施設の音楽室。
例えば、ウエスタ川越やまぶき会館桶川市川田谷生涯学習センター

などです。ここでは教室の近隣の公共施設をご案内しておりますが市内には他にもいくつかあります。公共施設は民間の施設に比べ断トツに値段が安いですが、利用の申請にあたって申込時期が定められています。利用時間も1時間単位などの細かい時間枠では無く、午前・午後・夜間の1枠4時間分(大体)です。金額は1時間使用でも4時間使用でも値段は変わりません。人気の時間帯や曜日は抽選になる事もあるので使い勝手はやや不便かも。

他にも、ピアノレンタルスタジオありますが今回は自分がよく利用させていただくスポットをご紹介しました。上記練習場所はご自宅にアコースティックのピアノが無い生徒さんや、人前で弾く大きな本番を控えた生徒さんに本番と似たシチュエーションでシュミレーションしてもらう為にご案内をします。最近では趣味で習われている大人の生徒さんにも、ニーズがあった場合にご案内しております。

練習場所は楽器の面からも近隣への騒音対策からも困る事がありますが、紹介したような場所をご参考いただき皆さんの演奏ライフにお役立ていただけたら幸いです♪