教室ブログBLOG

学校伴奏

夏の伴奏ラッシュ

残暑が厳しいこの頃🌞今週は少し雨も降って(集中豪雨ですが)、夜になると虫の声も聞こえるようになりました。秋は来るのだろう、か🍂

夏休みもそろそろ終わりに近づき来週にはもう2学期が始まります。
夏休み期間中、教室では今年4人の生徒さんが秋の音楽祭に向けてのクラス伴奏に挑戦すべく準備をすすめておりました。学校の伴奏はいつも夏休み直前に譜面を渡され、伴奏希望者がクラスで複数人いる場合は9月中旬から10月上旬にかけてオーディションを行うというスケジュールです。おおよそ、どこの学校も同じスケジュールです。

小3の生徒さんは今年、初挑戦!なんとその生徒さんから申し出があった時は正直驚きました。普段はおとなしめで淡々と練習をしてきれくれる女の子です。あまり積極的なイメージでは無かったのですが、「チャレンジしたい!」という前向きな気持ちで今年初めて挑戦してくれます。生徒さんからの自主的な取り組みは本当に嬉しく、とても応援しています。希望者が多く学校の先生も甲乙つけがたい曲なので結果を伴わせるのは難しいかな💦という印象はありますが、まずはチャレンジする事に大きな価値ありです。来年以降もチャレンジする時に、今年のチャレンジが有る無しで取り組み方のハードルに格段に差がつくからです。あと少し、頑張ろう。

中1の生徒さんからは2名が挑戦。この二人は小学校の時からオーディションにチャレンジしているのでしっかりと決められた期間で成果を出すように限られた時間内で頑張って取り組んでくれています。経験してくれているから、ペース配分や危機感を持って取り組んでくれるので流石という所です。ただ、中1というのは、環境が新しくなり、クラスの他の子のレベルも未知数(中学校は複数の小学校から生徒が集まるため)なので手探りな部分がある年回りです。中2以降になれば前年度と比較できるのですが、、、。とりあえず、頑張ろう。

中2の生徒さんは初めて挑戦。こちらの生徒さんは他にクラスの伴奏希望者がおらずオーディションはありません。昨年は合唱の歌パートだったようですが、今年は伴奏にチャレンジしてみようかなという事で中学生になって初めての取り組みにのぞみます。この生徒さんは小学生の妹さんがいて彼女も習ってくれているのですが、妹さんは昨年、小学校の卒業式の伴奏に挑戦していました。結果は惜敗でしたが一生懸命に取り組んでいた姿を間近に見ていた事で、もしかして影響があったのかなと思います。

伴奏は普段のピアノソロと違って、歌や他楽器と合わせるアンサンブルです。弾き方のアプローチが少し異なります。基本的にピアノの演奏スタイルはソロで単独プレーになりますが、アンサンブルは他と合わせる点が決定的に異なります。相手の音を聞いて、それに合わせる事は、自分の持ち場の責任を持ちつつ、相手の動きにも配慮をする必要があります。耳を鍛えたり、演奏しながら客観的に音楽を総括し、俯瞰するという能力が求められるので良い勉強になります。

経験がすべてスキルアップに繋がります。みんなを応援しつつ、あと少し頑張ろう~🎹

学校伴奏オーディション、その後

今月は激動の天気☀☂☁
昨日の桶川教室への通勤途中では今にも冠水しそうな用水路や小さな川をいくつも越えていきました。このままの雨量では帰宅できなくなる…!と激しく心配するほど前回の台風から安定しない環境でした。

先日、校内音楽祭のピアノ伴奏で残念ながら落選してしまった生徒さんの事を記載しました。そのうちの一人の生徒さんが今週のレッスンでその後のお話を聞かせてくれました。

「そういえば、学年全体のオーディションは落ちちゃったけどクラスで音楽の授業の時に担任の先生が『ピアノ伴奏つきで練習したいから今弾いてくれないかな?』って言われた~。そんでクラス練習の時は自分が弾いて、みんなの前で弾く事が出来て楽しかった」

と。
その学校では学年に3クラスあって、クラスごとに伴奏の生徒さんを決めるのではなく学年全体で一人を選出するシステムだそう。中学校だとクラスごとなんですけどね。
なので本来なら人前で弾くチャンスには恵まれなかったかもしれないのですが、きっとオーディションでは接戦で良い演奏をしていたのでしょう。担任の先生が授業の中ですが、そのようにお声かけくださったようです。
これには生徒さんも私もとても嬉しくなりました。
「おおーーー!やったね、チャレンジした事が無駄じゃなかったね!」とお伝えしました。
また、たまたまその生徒さんは人前で弾くのをとても楽しんでくれる子です。発表会でも振り返りをすると、いつもみんなの前で弾けて楽しかったとコメントを残します。(度胸があって羨ましい)
そういう意味では少し願いが叶ったかもしれませんね。素晴らしい!!
今から既に来年に向けてヤル気満々。その前に発表会もあるのでモチベーションを維持できるようしていきます(^^)

結果発表

台風の直撃が心配されるこの週末。公共機関の計画運休や商業施設の臨時店休などお知らせされています。レッスンも休講にするか今後の状況を見て判断します。

10月の2週目。小学校で行われる校内音楽祭の準備に際し、ピアノを弾きたい子は学校でのオーディションにチャレンジし結果の出た週となりました。
教室からは今年、学年も学校も違う5名がチャレンジしました。今年は残念ながら結果に繋げられたのは1名でしたが、みんな頑張って準備を行ってきました。
ちなみに挑戦した生徒は全て自発的に伴奏にチャレンジしたいと申し出て懸命に取り組んでいました。

チャレンジした事は結果に関わらず、たくさんの宝物を残してくれます。
ここぞとばかりにオーディションを終えた生徒に振り返りをしてもらいました。

質問「伴奏にチャレンジして良かったか」と聞くと、

全ての生徒が良かったと答えました。
理由は
*来年チャレンジする時の準備の仕方が想像できるから
*学校の先生や人前で聴かせられたから
*レパートリーが増やせたから         等々

また、

質問「準備で大変だった事は何か」を聞くと
*テンポを守る事が大切だった
*ミスタッチを修正するのが大変だった
*大きな音を出すのが大変だった
*指番号を守ってたらスムーズだったかも
*音楽室のピアノの鍵盤が重くて指が疲れた    等々

たくさんの気づきがあったようです。
普段レッスンで言っている事も多々あるのですが、自分でチャレンジすると受け止め方や沁み込み方が能動的に取得するので全然違うんですね。
それだけで十分チャレンジした価値はありました。
結果に繋げられなかった生徒さん達は、がっかりしているというよりむしろ前よりもヤル気に漲っている模様。

運動会もあった中で良く頑張ってくれました。来年も一緒に頑張ろうね。