教室ブログBLOG

お知らせ

準備中

4月も3週目になりました。街は日増しに静かになっていきます。
感染者が着々と増え、先に感染爆発を起こした諸外国の累計グラフと同じ線を日本も描くようになってしまいました。

正念場。

責任ある行動をしていかねば。個人的には自分がウイルスだと思ってやむを得ず外出をする時でも、行きかう人・すれ違う時には相当な距離を取って歩いたり、時には人の少ない道を選んで遠回りしながら移動しています。外出する時はやはり買い物の時だけにするようにして。そして1度出る時にはまとめて用事を済ませるようにしています。

話は変わって、今更かもしれませんがお教室でもオンラインレッスンの導入を出来るよう準備を進めています。5月6日に再開できるのか怪しいですし…。

まだ使いこなせる!とは自信を持って言えませんが、先に導入している先生方や他教室の様子を伺うと、まずは使いながら慣れる事が大事との事。最初は皆さん戸惑いがあり上手くいかなかったけれど2回目3回目と使ううちに慣れてきたと書いてあります。そしてオンラインレッスンで出来る事も掴めるようになってきたと。
実際にオンラインレッスンの導入に乗り気でない先生方も多くいらっしゃいます。つまりはオンラインレッスンではリアルレッスンに比べ音質のクオリティが求められない事、楽譜への書き込みがしづらい事(アプリ内で機能はありますが)、微妙なニュアンスや気づきをリアルタイムで伝えにくい事、などなど。
私もその心配はありましたが、地元の塾講師の先生やプログラミング教室の先生方が「学びを止めない事が大事」「コミュニケーションを取るだけでも楽しいし、生徒さん達が生き生きするよ」と話してくれた事が不安を軽くしてくれました。生徒さんのコミュニケーションを繋ぐ事、課題を進める事などだったらオンラインレッスンでも十分出来るのではないかと。リアルレッスンとオンラインレッスンは別物と捉えて、それぞれの利点を活かした時間にしていければ良いのですね。

そして先日、とある生徒さんのお母様からもレッスン再開を希望するメッセージと共にお子さんがご自宅で頑張って課題に取り組んでいる動画を送信してくれました。これはどうにかせねば!と力をもらえました。

とはいえ使い方が分からないのと、レッスンスケジュールがしっちゃかめっちゃかになるのはマズいので先週から準備をすすめています。
おそらく教室ではzoomかSkypeを使用する予定です。仮にオンラインレッスンを導入したとしても個別のレッスンスケジュールでご案内していきますので、レッスンスケジュールも確定次第、随時ご案内していきます。

ひとつ懸念があるので記載しておきます。オンラインレッスンではスマホ、タブレット、PCを使用しWi-Fi環境が整っている環境が望ましいです。生徒さんの中には、まずその環境が十分でない事、環境は整っていても小さなお子さんで保護者の付き添い無しには使えない事、など導入が難しい方もおられると思います。
その際は、誠に申し訳ありませんが引き続き自主学習を進める形となります事を予めお伝えしておきます。

お教室の皆様にはご不便をおかけしますが今しばらくお待ちください。

5月6日まで休講を延期します

先日、とうとう国内の1都7府県において緊急事態宣言が発令されました。
埼玉県もこれに含まれます。

これに伴い当教室も現時点では5月6日(水)まで休講措置をとります。
前回ご案内していた期日より延期となりましたがご了承ください。

尚、休講期間中のメール・お電話の問い合わせについては通常通り対応しております。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

あれから1か月 2週目まで休講します

4月になりました。
昨日は新年度の始まりの日。本来なら入学式や入社式などフレッシャーズの新しいスタートの日にニュースが彩られるはずなのに、あまりそれを見る事はありませんでした。

それもそのはず。先月末から国内での感染者数が増加しており今週に入ってからは1日の感染者数が3桁を越えるようになってしまいました。先週とは違い緊迫した状況です。

先日のブログでもお知らせしましたが今月に予定しておりました発表会は中止にしました。
ここ最近の状況を見ると、発表会を行う事のリスクが大きくなり出演者やスタッフ、お客様の安全を何より最優先して守らねばならぬという理由からの決断です。

そして昨日から基礎コースの方のレッスンも2週目までは休講にする事にしました。
今はまずとにかく外出を控え、感染拡大を防いでいきましょう。
目に見えないだけでウイルスはもう、そこここを浮遊しているでしょう。先日お亡くなりになった志村けんさんの事は私達世代にはかなり残念な悲しいニュースでした。今の状況は彼のネタに例えると、「しむら!う~し~ろ~」だと思います。まさに、今の空気中は。

感染が確認されていなかった数県のうち、とうとう富山も山形も感染者が出てしまいました。いずれも大学生や自動車の免許講習で他県からの移動してきた経路からの感染です。
移動は危険です。不要な外出はウィルスの移動を手伝ってしまいます。

どうか気を引き締めて、この先の1か月位を乗り切っていきましょう。
短期間の集中した自粛が、皆さんと会える近道だと思って。

発表会中止のお知らせ

4月19日(日)にウェスタ川越のリハーサル室にて開催予定でした1年に1度のピアノ発表会は昨今の状況を鑑みて中止になりました。

生徒さんが4か月かけて取り組んでくれた曲をお披露目出来なくなるのは誠に無念極まりありませんが、今は何よりも出演者、ご家族、スタッフ、運営に関わってくださる施設の皆様の安全を最優先に考え決断致しました。

必ず、事態が落ち着いた暁には何某かの形で発表していただける機会を設けます。
出演を予定してくださっていた生徒の皆様には落胆させてしまい心苦しいですが、その日を信じて情熱を無くさないでいて欲しいと切に願います。

その期間が熟成となって、もしかして今以上に良い仕上がりになるかもしれないです。
音楽もお酒と同じで期間を置くと違った味わいが出てきます。楽しみにしています。

あれから3週間 コロナウイルス感染拡大予防月間報告②

例年よりも早い桜の開花が確認される季節になりました🌸
本当だったら両手を上げて外に出かけたい陽気なのに…。コロナのせいで素直なお出かけモードになれない今年の春です。

さて、学校の休校措置が取られてから3週間半が経過しました。功を奏して?いるのか、諸外国から見ると感染者の伸び率が緩やかなようです。けれど検査数が少ない事、他の国の伸び率が高くあることなどからその見解は正しく安心できる要素ではないと踏んでいます。油断はせずに自己防衛と管理をしっかりせねば。
お教室でも今回の件で、対応策として手洗い・うがいの他に「ハンカチの携帯」を項目に入れておりましたが、こちらはどうも見過ごされがち。本音を言えば、ハンカチはコロナウイルスが流行っていなくたって携帯しているのがたしなみなのでは?と思いますので、この機会に是非身につけていただきたい習慣ではあります。お店のトイレのハンドドライヤーも使用禁止になっています。手も拭けるし、マスク代わりにもなるし、お食事の時のナフキンにもなるし、エコだし。お教室でもペーパータオルを置いてはみましたが在庫が入手できなくなりつつあります。自分の身を守るのはご自身です。どうぞ、ご協力のほどよろしくお願い致します。

川越教室は予防対策を行いながら通常稼働で今日まで来ております。3月の1週目は自主欠席の方が数名おられましたが、2週目以降はいつも通り生徒全員の方が通ってくださり出席率は100%。

桶川教室は会場が幼稚園ということもあって、今月から会場の使用不可によりレッスンが行えない状況です。1度、自粛解除の目安になっていた3月15日前後に幼稚園さんに連絡をいれましたが今月いっぱいは使用不可のまま、来月も分からないというお話をいただきました。確かにm(_ _)m
ピアノ教室だけでなく、もっと大きな組織や国の規模での自粛要請があるのだから当たり前ですよね。

しかしながら、現場の声を聞いてみると自粛モードのストレスが生徒さんにもご家庭にも、地域のコミュニティにも影響をおよぼしているようです。
こんな時のピアノ教室の立ち位置・選択すべき判断や行動に迷いはありますが、教室としての出来得る対策を講じたうえで、更には受講者様による各自の判断・行動の責任の下、息抜きの出来る場所と時間を提供したいと考えております。
この1か月、機会がある度に生徒さんからヒアリングをしましたがお考えは本当に様々でした。教室としても全てのニーズにお応え出来てはいませんが、可能な限り対応を考えました。
レッスン停止分のお月謝および発表会不参加の方への参加費1部返金、発表会延期希望者の代替案、補講レッスン出張レッスンのご提案など。
4月に開催予定の発表会の延期も考えましたが、参加希望者の中で開催を希望される生徒さんが多かった事と諸般の事情により予定通り開催する事にしました。(今後の爆発的感染が確認された場合には延期ではなく中止にします)
レッスンが提供できない桶川の生徒さんには大変ご不便をおかけしておりますが、希望していただいた方にはお時間を割いて川越教室のレッスンに参加していただいております。その場合、通常は日曜・祝日がお休みですが、期間限定で臨機応変に開講しております。

レッスンの補講位では大したことは無いのですが、コロナウイルスのおかげでイレギュラーな仕事は増えました。ドラッグストアにも1日半おきに買出しにいくも収穫なし。もしウイルスが目に見えて、綿ほこりくらいの大きさだったら往復ビンタして踏みつぶして掃除機で吸ってやって完膚なきまでに懲らしめてやりたい。と、大人げない事を言いましたが新たな学びと教室運営の将来を考えさせられる良い機会になったという事で、良しとしようと言い聞かせております。

でも良いこともあって、在籍されている生徒さんと保護者さまの温かい応援と理解と支えをいつも以上に強く感じる事ができました。こんな時だからこそ、連絡をする機会が多くなりましたが皆様からのメッセージや近況報告に安心と励ましをいただいております。そしてレッスンで見える生徒さんの顔に、これまたいつも以上に元気と安心をもらっています。お子さんの「僕たち私たちには、世間の事情は関係ないよー」よいうような、ケロリとしてあっけらかんとした主観には毎回笑いと元気をもらえています。こんな騒ぎなのに変わらず通ってくださっている生徒さん、また通えなくても気持ちをこちらに砕いてくださる生徒さん・保護者の皆様に感謝です。

1日も早い事態の終息を祈りますが、しばらくかかりそうなので上手な付き合い方と落としどころをそれぞれに見つけて納得していけると良いですね。

 

来年度(4月)からの募集につきまして

桜の開花も所によって見られる季節になりました。世の中が自粛モードになって、はや1週間半が経過。学生からは軒並み、「もう飽きた」とぼやかれる今週です。

さて、そんな中ではありますが年度の切り替えに伴い生徒募集のご案内です。
来年度は募集はかけられないかな、と思っておりましたが月曜・火曜・土曜で1枠~3枠程度空きが出そうです。(単発レッスンは除く)
昨年はこの時期(2月~6月)17件のお問合せをいただき10名の方にご入会いただきました。
当教室では、基本的に4月で決定したスケジュールを1年間運営していきます。ご希望のお時間を調整しやすいのが今の時期となりますので、もし習ってみようかなとお考えの場合は3月から4月中に体験レッスンをお申し込みいただくのがオススメです。
5月以降、在籍の生徒様を含める新スケジュールが確定しますと、限られた空いているお時間でのご案内のみとなります。5月で確定したスケジュールは2021年の3月まであまり変動はしません。

とはいえ、こんな状況なのでスケジュールの目途を立てるのは中々難しいと思いますが…。
体験レッスンを受講されなくてもメールやお電話でのお問合せも受け付ております。
落ち着いた頃にお問い合わせが集中してしまうとご案内しづらくなってしまうので一応教室サイドからのお知らせまで。

お問合せ、お待ちしております。

あれから1週間 コロナ感染拡大防止月間報告①

ドタバタの先週末からやっとこ1週間が経過しました。
その1週間前は、政府からの突然学校休校宣言が発表されました。
休校宣言が発表されて週末を明けてみると、街中や近所の空き地にはお子様だらけ。
あれ?この対策の目的は…?!街中に出たら感染の可能性は増えるんじゃないのか?と思いながら、現場をつくづく考慮していないなぁとボヤくしかありませんでした。

それはそれとして、教室のこの1週間の時系列を辿ると、先週の金曜(2月28日)の朝に教室の生徒さんに一斉メールで、
*レッスン前の手洗い・うがい
*ハンカチの携帯
*発熱等ある場合の自主欠席
*咳症状もしくは感染不安がある方のマスク着用

ご案内し、休講はせずにレッスンを予定していた所、午後の川田谷レッスンを行っている時に事態は変わり。園からの課外活動中止のお達しを受けました。お世話になっている認定こども園ひだまりではピアノ教室の他に体操教室と公文も行われており、すべて中止との事に…。その日は既にレッスンを行っていたので、その後の予定していた全ての生徒さんのレッスンを行いました。
お達しを受けた後、保護者さまとお会い出来た生徒さんについてはお話と相談をさせていただき、場所を変えてのレッスンや送迎の事など色々と検討しましたが諸々を鑑みて学校同様中止の判断を致しました。

それを受け、川越教室も休講にすべきか非常に悩みましたが発表会の開催の可能性がある(4月)事と、突然の休校宣言によって生徒さん・ご家庭へのしわ寄せを考えると教室と生徒さんの双方で予防の対策を取ってレッスンは通常通り行うのが良いかと思いこちらは中止にはいたしませんでした。但し、不安があるご家庭については自主欠席の判断を促すようご案内致しました。

川田谷教室と川越教室の対応に差が出てしまう事に大変悩みましたが、川田谷教室は外部委託で園にも影響が出てしまう事を考えるとやむを得ない判断となりました。必ず埋め合わせの措置を致しますので、それにつきましては園と相談の上ご案内致します。川田谷教室の生徒さんにはご不便をおかけして申し訳ありません💦

また、発表会については現在ヒアリングをさせていただいた生徒さんの殆どが開催を望んでおられる事、そして会場であるウェスタ側は中止の判断を主催者に委ねているいる点から(市区町村によってはホールの使用を全面禁止する所もあります)、現時点でも開催の方向で考えています。

この1週間過ごさせていただき寄せていただいた意見は、

「スイミングや英会話など大勢が集まる習い事は控えようと思うけど、ピアノ教室なら個別レッスンだし対策をしているなら通えます」と言ったご意見が数件と、
「発表会の開催は規模を縮小して、入り口にアルコール消毒やマスク対策の案内をしてもらいたい」
「学校が休みならお稽古も休みになるべきでは?」
「他のお稽古がみんな通えなくなってしまったので助かります」
「こういう事態なので休講は仕方が無い」
「気にし過ぎでは?」が数件。

などそれぞれのお考えをお聞かせいただきました。
でもどの生徒さんにもご家庭にも前向きなご意見とご協力をいただき大変助けられております。
油断は出来ませんが、過剰に神経質になり過ぎずに事態の1日も早い収束を願うばかりです。
今週の報告まで

第12回川越まちゼミに参加します

既にお馴染みの方もいらっしゃるかもしれませんが、川越まちゼミに参加します。

川越まちゼミとは?
お店の人が講師になって専門の知識や情報を発信するお得なゼミナール、それがまちゼミです。
第12回となる今回は111講座が市内の各店舗で開催されます。講座内容や日時は店舗によって様々ですので気になった方は川越まちゼミ公式HPをご覧くださいね。
川越まちゼミ公式HP→こちら

お教室は第7回から参加するようになって、今回で5回目の参加となります。
講座内容は以下の通り。

「弾いて歌って♪親しむピアノ」
ピアノを弾いた事がなくても、楽譜が読めなくても大丈夫です!
特製の鍵盤シートを使って、ピアノに触れてみませんか?年代別に誰にでも馴染のある曲をご用意しておりますので当日お選びいただき、その場で1フレーズ弾いてみましょう♪

現在、下記の日程でまだ空きがあります。
2月25日(火) 14:00~15:00  残席2
2月26日(水) 10:30~11:30  残席1
3月11日(水) 11:00~12:00  残席2

メールかお電話にてお申し込みを承っております。

✉ flugel.kawagoe@gmail.com
☎ 049-293-7878

お気軽にお問い合わせください(^^)

ピアノの先生の本音~楽器購入編~

11月も最終週。紅葉が素敵な季節です🍂

さて、今日は賛否両論が出るであろう内容を書きます。(内心少しビビる)
将来、意見は変わるかもしれない。これまで私自身も葛藤が有ったような、無かったような。
でも、きっと私や生徒さんと同じように悩んでいるピアノの先生やご家庭があると思う。実際、友人知人家族から一番相談される内容ですし。なので、あえて現時点の意見を書きます。

ズバリ
「ピアノの先生は本物(アコースティック)のピアノをすすめてくるけど、電子ピアノじゃダメなの?」

です。

私は今聞かれたら、こう答えます。
「出来ればアコースティックが(中古でも)良いですね。」
「ただし、環境と予算があれば」と続けます。

おそらく教室や先生によっては、今の時代でも疑いもなく100%アコースティックをすすめる方もいらっしゃるでしょう。勿論、楽器店や調律師さんも。
アコースティックをすすめるには理由があるからです。

いろんな理由がありますが、私がお伝えする1番の理由はコストパフォーマンスが良いからです。「え?」と思われる方、多いでしょう。そうです、新品でも40万~100万(アップライトタイプ)を越すピアノで、なんでコストパフォーマンスが良いと言うか。習う方の技術力、表現力、タッチ、スタミナを習得するにストレートにレスポンスを返してくれるからです。そして楽器の耐久性と不要になった時にある程度のお値段がつきます。タ〇〇トピアノのCMが今でもよく流れるのは、そのせい?!

ここで、ストレートにレスポンスを返すという言い回しに説明を補足すると、電子ピアノはタッチや耐久性がまるでアコースティックのそれとは違います。例えばですが、ピアノの鍵盤に触れる時に10通りの力加減やスピード・深さで触れるとして、10色のグラデーションのある音色を再現できるのがアコースティックピアノだとすれば、10色分としての違いを表現しづらいのが電子ピアノです。これはあくまで個人の見解で電子ピアノだからと言って必ず全てがあてはまるわけではありませんが、力加減の調節と音のボリューム・音色のコントロールが連動しづらい点は弾く側にも楽器としての性能面からも見受けられます。なので近い将来、コンクールに挑戦したり、学校伴奏を希望する事を視野に入れている方には最初からなるべくアコースティックに触れてもらうようすすめます。そのような場面で本番で弾くピアノもアコースティックだから尚更です。

ただ!
習い始めたばかりの時にそんな事決めていますか?
これから先、何十年も続けられる!と確信を持ってはじめられますか?

答えはほとんどの方が「ノー」でしょう。
何を言おう、私自身がそんな事を考えてピアノを始めもしなかったし、続けていても他に優先する事があれば、いつでもピアノから離れるスタイルで続けてきました。

このご時世、バブルの時と違って将来の希望に思いっきり投資をするという時代ではなくなりました。社会の風潮も。そして何より、うちの教室でピアノ購入をご検討いただく多くの方が子育て世代のご家庭です。お子さんの未来が確定してないうちに、1つのスポットに大幅な出費をかけるのは正直厳しい所です。私が親でもそう思います。

そこで、意見が反対になりますがニーズを満たしてくれるのが電子ピアノなのです。
最近では電子ピアノも性能は良くなり、使い方によってはアコースティックピアノよりもアプリとの連動やメトロノーム・録音・ヘッドホン使用等の多機能を搭載しています。そして何よりお値段と設置場所がアコースティックピアノに比べてお優しいのです。

物事なんでもそうですが、それぞれに強み・弱みがありますよね。

なので、教室では生徒様の「お財布」・「環境」・「ニーズ」とよくご相談させていただいた上でご納得いただけるものをご提案しております。

結局はアコースティックピアノVS電子ピアノの決着をつけておりませんがお察しください。
私自身も大学時代、先生から「グランドピアノが無くちゃねぇ」と言われ肩身の狭い思いをしました。「んな事言われても!」と心の中でしょっちゅう叫んでいたのを覚えています。こればかりは家族の空間も巻き込むので親にも言えず、板挟みな時期を過ごしました。

ですので、講師視点としての本音はあっても、家族視点からは無理強いはしたくないものです。
どちらの視点も持ってご相談を受けるよう努めております。楽器だけでなく、ピアノレッスンで使用するアイテムについても疑問や不安があれば是非ご相談ください。

気になる映画

台風が秋の風を運んできたのでしょうか🍁
気温は高いながらも爽やかな空気感の9月2週目です。

先月、映画館で『アルキメデスの大戦』を観てきました。
感じた事、気づいた事がいくつかありました。その当時の世界情勢や日本国内での軍人と一般人の考えの温度差など。今を生きる私たちとは環境も物資も全く違う時代です。ただ、時代に関係なく共通する事はあって、その中でも映画を通して、{興味がないからと言って知らなくて良い、という考えは危険}なんだなと思いました。これは私達も勿論、未来を生きるこれからの年代の人達には強く意識してもらいたい事だと感じました。

映画を見に行くと予告編も流れます。
面白そうな映画が沢山ある中で、話題になった音楽書籍が映画化されるとの事で紹介します。

『蜜蜂と遠雷』   →公式HP

直木賞&本屋大賞を受賞したこちらの作品。
ピアノコンクールを巡って描かれる人間模様や葛藤、音楽などを盛り込んだ作品です。
あまり知られない世界かもしれませんが、物語はオーバーに描いてるのではなく現実の話、かな?わりとリアルに描かれてるかも~~??
来年はピアノコンクールのオリンピックのようなショパンコンクールも開催される年です。突き詰めた音楽の世界の扉をチラッとのぞいてみませんか。10月4日から公開だそうです。

※使われているホールがおそらく母校のホールなのも楽しみポイント。