教室ブログBLOG

2019年 11月 の投稿一覧

ピアノの先生の本音~楽器購入編~

11月も最終週。紅葉が素敵な季節です🍂

さて、今日は賛否両論が出るであろう内容を書きます。(内心少しビビる)
将来、意見は変わるかもしれない。これまで私自身も葛藤が有ったような、無かったような。
でも、きっと私や生徒さんと同じように悩んでいるピアノの先生やご家庭があると思う。実際、友人知人家族から一番相談される内容ですし。なので、あえて現時点の意見を書きます。

ズバリ
「ピアノの先生は本物(アコースティック)のピアノをすすめてくるけど、電子ピアノじゃダメなの?」

です。

私は今聞かれたら、こう答えます。
「出来ればアコースティックが(中古でも)良いですね。」
「ただし、環境と予算があれば」と続けます。

おそらく教室や先生によっては、今の時代でも疑いもなく100%アコースティックをすすめる方もいらっしゃるでしょう。勿論、楽器店や調律師さんも。
アコースティックをすすめるには理由があるからです。

いろんな理由がありますが、私がお伝えする1番の理由はコストパフォーマンスが良いからです。「え?」と思われる方、多いでしょう。そうです、新品でも40万~100万(アップライトタイプ)を越すピアノで、なんでコストパフォーマンスが良いと言うか。習う方の技術力、表現力、タッチ、スタミナを習得するにストレートにレスポンスを返してくれるからです。そして楽器の耐久性と不要になった時にある程度のお値段がつきます。タ〇〇トピアノのCMが今でもよく流れるのは、そのせい?!

ここで、ストレートにレスポンスを返すという言い回しに説明を補足すると、電子ピアノはタッチや耐久性がまるでアコースティックのそれとは違います。例えばですが、ピアノの鍵盤に触れる時に10通りの力加減やスピード・深さで触れるとして、10色のグラデーションのある音色を再現できるのがアコースティックピアノだとすれば、10色分としての違いを表現しづらいのが電子ピアノです。これはあくまで個人の見解で電子ピアノだからと言って必ず全てがあてはまるわけではありませんが、力加減の調節と音のボリューム・音色のコントロールが連動しづらい点は弾く側にも楽器としての性能面からも見受けられます。なので近い将来、コンクールに挑戦したり、学校伴奏を希望する事を視野に入れている方には最初からなるべくアコースティックに触れてもらうようすすめます。そのような場面で本番で弾くピアノもアコースティックだから尚更です。

ただ!
習い始めたばかりの時にそんな事決めていますか?
これから先、何十年も続けられる!と確信を持ってはじめられますか?

答えはほとんどの方が「ノー」でしょう。
何を言おう、私自身がそんな事を考えてピアノを始めもしなかったし、続けていても他に優先する事があれば、いつでもピアノから離れるスタイルで続けてきました。

このご時世、バブルの時と違って将来の希望に思いっきり投資をするという時代ではなくなりました。社会の風潮も。そして何より、うちの教室でピアノ購入をご検討いただく多くの方が子育て世代のご家庭です。お子さんの未来が確定してないうちに、1つのスポットに大幅な出費をかけるのは正直厳しい所です。私が親でもそう思います。

そこで、意見が反対になりますがニーズを満たしてくれるのが電子ピアノなのです。
最近では電子ピアノも性能は良くなり、使い方によってはアコースティックピアノよりもアプリとの連動やメトロノーム・録音・ヘッドホン使用等の多機能を搭載しています。そして何よりお値段と設置場所がアコースティックピアノに比べてお優しいのです。

物事なんでもそうですが、それぞれに強み・弱みがありますよね。

なので、教室では生徒様の「お財布」・「環境」・「ニーズ」とよくご相談させていただいた上でご納得いただけるものをご提案しております。

結局はアコースティックピアノVS電子ピアノの決着をつけておりませんがお察しください。
私自身も大学時代、先生から「グランドピアノが無くちゃねぇ」と言われ肩身の狭い思いをしました。「んな事言われても!」と心の中でしょっちゅう叫んでいたのを覚えています。こればかりは家族の空間も巻き込むので親にも言えず、板挟みな時期を過ごしました。

ですので、講師視点としての本音はあっても、家族視点からは無理強いはしたくないものです。
どちらの視点も持ってご相談を受けるよう努めております。楽器だけでなく、ピアノレッスンで使用するアイテムについても疑問や不安があれば是非ご相談ください。

あの曲、なあに?【クシコス・ポスト】

立冬が過ぎ、木枯らしが吹きそうな季節になりました🍂
秋は学生さんにとって行事の嵐!運動会、文化祭、音楽祭などなど。
先週から今週にかけても各学校で音楽祭が随時開かれているようです。
先日、たまたまある生徒さんのレッスン時間が余ったので、運動会の季節にちなんだ曲とエピソードをお話しました。
運動会と言えば、おそらく日本全国ほとんどのエリアでこの曲が使用されているでしょう。

その曲の名は、

【クシコス・ポスト】

曲はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=qT3HvXF4t1k

この曲は正式な題名を「クシコスの郵便馬車」といいます。
ひと昔前は車や電車などの移動手段は無く、一番早い移動ツールは馬だったのでしょうね。
電話や携帯やパソコンが無い時代ですから、何か急ぎの用件があった時は馬を走らせて時を駆け抜けたのでしょう。
日本に伝来したルーツはわかりませんが、急いでいる様子は十分に伝わったのですね。
かけっこを頑張る時の音楽にピッタリです。
この曲を作曲したのはネッケというドイツの人ですが、異国の地で、時代も隔てた運動会という場所でご自身の曲が有名になっている事に驚いているでしょうか。

ちなみに、聴いてもらった生徒さんに「この曲は元々、郵便やさんの音楽なんだよ。」と伝えた時のリアクションがとてもナイスでした。知っているつもりでも、そこから意外な発見や新しい発見があると驚いたり興奮しますよね。私は生徒さんの反応に嬉しくなったひとときでした。

ピアノの練習場所

朝晩の冷え込みが厳しい季節になりました。今週末には立冬を迎えます。

今日はピアノの練習場所のお話です。
教室にピアノはありますが、時折コンサートなどの本番を控え友人やゲストの方と練習をする時は都内のピアノスタジオを利用します。
仲間の住まいが関東近郊に広がっていたり、2台ピアノが必要な時は都内のスタジオにて練習します。楽器を演奏する人たちにとって練習場所は悩みの種の一つです。アクセスが良くて環境が揃っているというのは結構少ないのです。

そんな中、便利に使わせていただいてるスタジオをご紹介。

ひとつは、ピアノスタジオフォルテさん(クリックするとサイトに移ります。)
池袋駅の西口にも東口にもあります。スタジオがとても綺麗で調律もこまめにしてくださっているのでメンテナンスも良いです。池袋駅は各沿線のターミナル駅で駅近だから便利です。2台ピアノのお部屋があるのも貴重。

ふたつめは、音練さん(クリックするとサイトに移ります。)
新宿3丁目の雑居ビル内にあるスタジオ。場所柄、こんな所にピアノスタジオなんてあるの?!と思うようなエリアですが建物内に入ると、とても落ち着いた雰囲気。受付スタッフも女性が多く安心です。なによりお部屋のレンタル料が良心的。

みっつめは、自分の住まいor勤務地の公共施設の音楽室。
例えば、ウエスタ川越やまぶき会館桶川市川田谷生涯学習センター

などです。ここでは教室の近隣の公共施設をご案内しておりますが市内には他にもいくつかあります。公共施設は民間の施設に比べ断トツに値段が安いですが、利用の申請にあたって申込時期が定められています。利用時間も1時間単位などの細かい時間枠では無く、午前・午後・夜間の1枠4時間分(大体)です。金額は1時間使用でも4時間使用でも値段は変わりません。人気の時間帯や曜日は抽選になる事もあるので使い勝手はやや不便かも。

他にも、ピアノレンタルスタジオありますが今回は自分がよく利用させていただくスポットをご紹介しました。上記練習場所はご自宅にアコースティックのピアノが無い生徒さんや、人前で弾く大きな本番を控えた生徒さんに本番と似たシチュエーションでシュミレーションしてもらう為にご案内をします。最近では趣味で習われている大人の生徒さんにも、ニーズがあった場合にご案内しております。

練習場所は楽器の面からも近隣への騒音対策からも困る事がありますが、紹介したような場所をご参考いただき皆さんの演奏ライフにお役立ていただけたら幸いです♪