教室ブログBLOG

教室ブログ - 全記事一覧

新年度のレッスンスケジュールを編成しています

4月になりました。今年は予想に反して桜の開花が遅くなりましたね。毎年、楽しみにしている近所の公園の桜も今日時点で一分咲きにも満たないくらいの開花状況。今週末あたりに見頃になるのでしょうか。

3月は色々とバタバタしており、更新が滞ってしまいました💦
4月は新年度のスタートであり、それに伴い教室の基礎コースおよび保育士養成コースをご受講いただく生徒さん達の時間割を改定しております。
今週はまだ春休み中でもあるので前年度の時間割でそのまま実施しておりますが来週からポロポロと今の時間割では来られなくなる生徒さんも・・・。

学校が始まると新しい生活サイクルが見えてくるので、それに合わせピアノのレッスンスケジュールも改定していきます。今年度は生徒さんが小学校高学年~高校生の割合が多いので平日16時以降のレッスンが過密になりそうです。現在、在籍の生徒さんおよび今月までに新規入会くださった生徒さんのご希望を集計中ですが上手く割り振れるか激しく不安であります!マンツーマンレッスンが基本なので、ピアノ教室のゴールデンタイム16:00~19:00は1人30分レッスンだとしてもMAX6枠しか受入れられない現実😭しかも、先ほどもお伝えしたように今年は中学生・高校生が多いので1人45分か60分レッスン受講者ばかり!6枠、取れない😭皆さまのご協力を仰ぎながら、なんとか納めたいと思います。

しかしながら今年は土曜日の午後がゆとりあります!一昨年度までは1週間の中で土曜日が一番過密でしたが。土曜日は私立の学校に通われている生徒さんや、平日は学童あるいは保育で預けられている生徒さん方に人気のある曜日です。

毎年、それぞれの曜日の希望はバラツキがありますがご希望をお伺いできるタイミングは1年の中で今月のみです。5月以降は新しいレッスンスケジュールが確定して、それに沿って運行していきます。

おかげさまで先月より体験レッスンのお問合せや新規入会いただく方も増えて参りました。
5月以降のお教室へのお問合せは、確定した新しい時間割での空き状況によってのご案内となります。
よろしくお願い致します。

2024年度発表会

今年も発表会開催が決まりました🎉

2024年度ピアノ発表会
日時:4月14日(日) 開場13:00 開演13:30 終演予定15:00
場所:川越西文化会館メルト

こちらのの発表会は未就学児~学生を対象とした発表会で、いわゆるホールでのかっちりとした発表会です。今年は14組の生徒さんが出演予定です👏

とっても可愛らしい年齢の生徒さんからピアノ歴10年を越える生徒さんまでバラエティに富んだプログラムになりそうです。
ちなみにうちの教室は①生徒さんのやりたい曲 ②講師が提案する曲 の優先順位で選曲をしております。なのでポピュラーもクラシックもまぜこぜです。

一時期はクラシックに統一した方が良いのでは・・?と思う時期もありましたが、よっぽどで無い限り、生徒さんのやりたい曲を選んだ方が取り組んでいる期間のモチベーションが圧倒的に違うのでクラシックかポピュラーかは現時点では不問にしました。

ただし自分で提案したからには最後までやり通していただく!
(もちろんレベルの見極めはしております)

教室では、生徒さんの主体性を育むという理念があるのですが発表会の選曲に関してはそれを伺える機会でもあります。割と教室では選曲にあたり①で決める生徒さんの割合が多く嬉しいです。
年々、講師側としては「???」な曲も増えておりますが、そこはなんとか頑張って生徒と講師の2人3脚で本番まで準備します。
プログラムのジャンルがまぜこぜなので、ピアノ発表会としての雰囲気がまとまってない感じもあるかと思いますが、その点に関しては生徒さんの好きな曲を集めました、という事でご容赦ください。あしからず。

今回、ひとつ見応えになるかなと思うのは出演者の3割を占める中学生達。私が言うのも何ですが、良い演奏をしています。継続の賜物なのか、レッスン中にしばし良い意味で唸ることが増えました。きっと私が彼等彼女等と同じ年齢だったとき、こんな演奏は出来なかったな~と感心することがあります。
こう書くと完全に手前味噌のようですが、生徒さんの人格と実力は私とは別物なので自分が指導した事を抜きにして凄いと思うこの頃です。生徒さんの成長が本当に嬉しいです。

本番前に浸ってどうする。
あと1ヶ月、今年は本番直前で倒れる事のないよう(昨年の反省)気負い過ぎずに準備をしようと思います。

【番外編】私のピアノ人生②ピアノ購入をめぐる母の想い

今日は春一番が吹いたとか✾
まちなかの梅の木が満開になっていたり、少しずつ春の息吹を感じるこの頃です。

さて、前回からお届けしている私のピアノ人生シリーズ。

今日はピアノ購入についてのお話をお届けします。ピアノ購入については教室の内外を問わず相談される事が多い案件のひとつです。以前、ブログにも記載した事がありますがピアノの購入については、環境や予算が大いに影響しますので他の習い事に比べてハードルが高くなっているひとつとも考えられます。私の子供時代と今のお子さんとでは社会の移り変わりも大きく変わっているので参考になるかは分かりませんが、あくまで自分のケースとして書きます。

私は、ほぼピアノを習うのと同時にアップライトピアノが家にある家庭でした。
ちなみに私の家は170強の住戸がある集合住宅、道路側から2番目の家です。鉄筋コンクリートで防音室の設置はしていない環境です。
その時点でおそらく今ではNGな状況でしょうが、当時のお稽古事といったらそろばん、スイミング、習字かピアノ、、、みたいな時代でした。そしてクラスの女子ならピアノを習っていない子は女子全体の1割程度くらいの(記憶の限り)、それほどに猫も杓子もピアノを習っている時代でした。なので割と、どこのご家庭にもピアノがあった時代でした。
また、幸いにも集合住宅でありながら私の家の四方のご家庭も吹奏楽部に所属しているお姉さんや、後に声楽で音大受験をされる年下の女の子、男の子3人のやんちゃ坊主を抱えるご家庭だったり、と絶賛子育て奮闘中のご家庭ばかりだったので、今ほど騒音?に対して厳しくない、大らかなご家庭ばかりの恵まれた環境におりました。私としては音だしは10時~19時の間に納めるようにしていました。そもそも、そんなに練習もしていなかったから聞こえる事も少なかったかもしれません(笑)

タイトルから若干、話が逸れてしまいました。
アップライトピアノが最初から家庭にあった訳ですが、当時はきっと電子ピアノの販売台数は今より圧倒的に少なく(当時はエレクトーンが同じ立ち位置だったか?)、バブルの時代も追い風となって楽器店もアップライトピアノばかりを販売していたと思います。でも当時でも価格は50万円台~200万台だったのではないでしょうか。ちなみに私に買い与えられたピアノは70万円台のピアノだったと後に聞きました。

今、大人になって考えれば自分の事とは言え、「凄く恵まれた環境じゃん!!お前はお嬢様か!」と突っ込みたくなります。が、当時私には権限も資産も主張も持ち合わせておりませんので、その点は私の意思でも判断でも行動でもなかった事をご容赦ください。

ちなみに我が家は父が有名どころでは無い出版社のサラリーマン、母は専業主婦というごくごく普通の家庭です。あと5才上に兄がいる4人家族です。ピアノを習い始めた頃、まだまだ父も管理職でも無く育ち盛りの兄と私を抱えた家庭で、70万もの代物を買おうとは今だったら考えられません、少なくとも私は。

ピアノを買おうと揺らぎのない判断を持っていたのは母でした。
私のピアノレッスンスタートに伴い、母はまず父に話しを持ちかけます。父は反対しました。
父→「子供の習い事で長く続くかもわからない事に70万もかけられない」
(私の心の声 うんうん、当然だね)

次に母は自分の実家の両親に相談を持ちかけようか考えましたが諸般の事情からこちらは交渉までには至りませんでした。

そして次にあたったのが私の祖父母、母にとっては義父母に相談しました。祖母は父と同じ理由で反対します。
母は諦めず、祖父に相談しました。

母→「せっかくお稽古事を習わせるんです。本物を使わせないと意味がありません。」
祖父→「あい分かった。いくら、いるんだ」

となったのでした。
当時の祖父は某観光地を走る登山電車の交通部門の役員で後に社長まで歴任する立場となる訳ですが、当時、覚悟も何もない私のお稽古ごとに無条件でピアノを買ってくれたのでした。私の生徒さんの何人かは知っていますが、その後に追加で購入した現在の教室にあるグランドピアノも祖父が買ってくれたものです。

母の想いとしては、本物を使わせる事で、習っていくうちに本人の自覚を覚悟が芽生えて、いつかピアノが私の人生にとって糧となり、自分自身を立ち行かせるものになってくれたらという淡い期待が込められていたそうです。そして、その考えに祖父も賛同してくれたようでした。

結果、今は母と祖父の想いが実を結んだ?形となりましたが、当の私自身はその想いに報いよう!というプレッシャーや強い覚悟をもって現在に至ったとは思っておりません。今でも不出来な、いちピアノ学習者な訳ですが・・・。

幸い、母も楽器を買ってもらったから!と私にそれを強いるようなことはしませんでした。
ピアノ購入にあたっての判断と行動を貫いた母は凄いなーと思います。

そんな母の想いを踏みにじって、購入して2年も経たずして私のピアノ噛みつき事件が起こります。
つづく。

1 2 3 47